佐藤オオキが解説! nendoと伝統工芸の化学反応が楽しめる展覧会。
January 19, 2022 | Design, Travel | casabrutus.com | text_Katsura Hiratsuka editor_Keiko Kusano, Housekeeper
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会場のひとつとなる〈二条城 台所・御清所〉正面。迫力ある梁や、大きさやプロポーションが異なる広間が連なる内部空間を生かし、会場構成したという。 photo_Takumi Ota
香老舗 松栄堂とコラボレーションしたお香《yuikou》。水引きや帯締めのような形状は、3Dプリンターで型をつくり、検証を繰り返して実現した。ヒノキ製の香炉もあわせてデザイン。 photo_Akihiro Yoshida
千家十職の茶碗師、十五代 樂吉左衞門 樂直入と協働した器《junwan》の行程イメージ図。焼成後の樂茶碗をシャーレの台座に置き、赤ワインやコーヒー、紅茶、緑茶、ハーブティー、ブルーベリージュースなどの色素を含んだ飲料を高台から素地に吸い込ませ、「器で飲む」のではなく「器に飲ませ」「自ら模様を描く」表現を試みた。2022年秋、より発展させたものを〈佐川美術館 樂吉左衞門館〉で発表予定。
京提灯の老舗、小嶋商店と協働した提灯《hyouri》。リング状の竹ひご同士を糸でつなぐ京提灯の技法に着目し、竹ひご同士をきつくつながず隙間をあけて和紙で留めることで「関節」のような可動性を持たせている。 photo_Hiroshi Iwasaki
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