DESIGN
〈イッセイ ミヤケ ウオッチ〉20周年を記念して、デザイナー12人の腕時計25モデルが集結。
October 24, 2021 | Design, Fashion | casabrutus.com | text_Housekeeper
〈21_21 DESIGN SIGHT〉にて『ISSEY MIYAKE WATCH展 12人のデザイナーによる25の腕時計』が開催中。〈イッセイ ミヤケ ウオッチ〉のプロジェクト20周年を記念し、これまで生み出されてきた腕時計のアーカイブを展示する。
2001年の秋にスタートした〈イッセイ ミヤケ ウオッチ〉。世界で活躍するプロダクトデザイナーたちが参加する独創的なプロジェクトであり、〈イッセイ ミヤケ〉のブランドスピリットがそれぞれの独自のデザイン手法で表現されてきた。開発の課題はアナログウオッチであること、日本製品であること、そして毎回、新鮮なデザイン提案があること。〈セイコー〉と三宅デザイン事務所の協業は今年で20周年を迎え、その間、国内外12人のデザイナーによって25ものモデルが生み出されてきた。
10月23日から開催される『ISSEY MIYAKE WATCH展 12人のデザイナーによる25の腕時計』ではそのアーカイブが一堂に集結する。会場構成を手がけたのはデザイナー・深澤直人。文字盤の数字・略字などを一切省いた12角形の「TWELVE」シリーズや20周年を記念した新シリーズ「ELLIPSE」などをデザインしてきた深澤は〈イッセイ ミヤケ ウオッチ〉についてこう語る。
「ユニーク、チャンレンジング、アバンギャルド。この3つが揃った〈イッセイ ミヤケ〉だからこそできたプロジェクトだと思う。時計は技術的なハードルが高いプロダクトであり、まだ誰も見たことがないものを作ろうとすると強い意志が必要。それをどう乗り越え、ブランドと調和させていったかという視点でも見てもらえたら」
展示では〈イッセイ ミヤケ〉のブランドスピリットとデザイナーの個性が折り重なり、生み出されてきた「対話」を紹介することで開発の軌跡を辿る。デザイナー自身が手がけてきたパッケージのアーカイブも必見だ。
10月23日から開催される『ISSEY MIYAKE WATCH展 12人のデザイナーによる25の腕時計』ではそのアーカイブが一堂に集結する。会場構成を手がけたのはデザイナー・深澤直人。文字盤の数字・略字などを一切省いた12角形の「TWELVE」シリーズや20周年を記念した新シリーズ「ELLIPSE」などをデザインしてきた深澤は〈イッセイ ミヤケ ウオッチ〉についてこう語る。
「ユニーク、チャンレンジング、アバンギャルド。この3つが揃った〈イッセイ ミヤケ〉だからこそできたプロジェクトだと思う。時計は技術的なハードルが高いプロダクトであり、まだ誰も見たことがないものを作ろうとすると強い意志が必要。それをどう乗り越え、ブランドと調和させていったかという視点でも見てもらえたら」
展示では〈イッセイ ミヤケ〉のブランドスピリットとデザイナーの個性が折り重なり、生み出されてきた「対話」を紹介することで開発の軌跡を辿る。デザイナー自身が手がけてきたパッケージのアーカイブも必見だ。
『ISSEY MIYAKE WATCH展 12人のデザイナーによる25の腕時計』
〈21_21 DESIGN SIGHT〉ギャラリー3
東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン。10月23日~11月3日。平日11時~17時、土日祝11時~18時(変更の場合あり)。会期中無休。