DESIGN
箱を再開発するプロジェクト〈UNBOX〉とは?
September 23, 2021 | Design | casabrutus.com | photo_Ryoukan Abe text_Tomomi Nagayama
単なる商品の入れ物としての存在を超えた、パッケージの新しい可能性に挑戦するという〈UNBOX〉プロジェクト。その第一弾として9月24日に発表される4つのユニークなプロダクトを一足早く紹介する。
〈空気の器〉や〈テラダモケイ〉で知られる福永紙工が元々の生業である紙の箱に特化した新プロジェクト〈UNBOX〉をスタートする。これまでに培ってきた紙箱のデザインや構造設計のノウハウを生かし、新たに開発した箱、梱包材、パッケージをテンプレート化してこだわりを持つショップや企業、デザイナーなどに提供するという仕組みだ。
今回、その第一弾として4つのシチュエーションから考案した箱が発表された。スニーカーを取り出したあとはポスターとして楽しめるというコレクターたちのスニーカー愛に応えるスニーカーボックス。ショップではパンを取るためのトレイ、持ち帰るときはショップバッグ、家ではパンをシェアするためのお皿に変身するというパンボックス。段階的な折り目のラインによって1つの展開図でいろいろな大きさの陶器に対応できるという、パッケージの統一と省スペースを実現した食器箱。そして家では花を飾るフラワーベースにもなるというフラワーボックスという4作品だ。
今回、その第一弾として4つのシチュエーションから考案した箱が発表された。スニーカーを取り出したあとはポスターとして楽しめるというコレクターたちのスニーカー愛に応えるスニーカーボックス。ショップではパンを取るためのトレイ、持ち帰るときはショップバッグ、家ではパンをシェアするためのお皿に変身するというパンボックス。段階的な折り目のラインによって1つの展開図でいろいろな大きさの陶器に対応できるという、パッケージの統一と省スペースを実現した食器箱。そして家では花を飾るフラワーベースにもなるというフラワーボックスという4作品だ。
デザインを手がけたのは4人の若いデザイナーからなるクリエーターズクラブ〈NEW〉。いずれも箱でありながら、プロダクトでもあるような、こんな入れ物があったら良いな、というユニークなアイデアに溢れている。
美しい箱であると同時に「二次使用ができる」「ゴミの低減に繋がる」「余計につくりすぎない」「脱プラ」といったこれからの時代に合った箱の新しい可能性にも挑戦していくというプロジェクト〈UNBOX〉。
9月24日〜9月28日には立川の〈TAKEOFF-SITE〉にて今回開発した4つのボックスの発表イベントが開催される。こちらでは実際に4つのブランドとコラボレーションし、そのパッケージに入った商品を購入できるポップアップストアも。これまで使い捨てのものとして見過ごしていることの多かった紙箱のおもしろさをこの機会にぜひ体験して欲しい。もちろん、ぜひコラボしてみたい!という企業やショップも大募集中だ。
美しい箱であると同時に「二次使用ができる」「ゴミの低減に繋がる」「余計につくりすぎない」「脱プラ」といったこれからの時代に合った箱の新しい可能性にも挑戦していくというプロジェクト〈UNBOX〉。
9月24日〜9月28日には立川の〈TAKEOFF-SITE〉にて今回開発した4つのボックスの発表イベントが開催される。こちらでは実際に4つのブランドとコラボレーションし、そのパッケージに入った商品を購入できるポップアップストアも。これまで使い捨てのものとして見過ごしていることの多かった紙箱のおもしろさをこの機会にぜひ体験して欲しい。もちろん、ぜひコラボしてみたい!という企業やショップも大募集中だ。
福永紙工
東京・立川で創業58年の印刷加工製品メーカー。本業以外に「空気の器」や「テラダモケイ」、「かみの工作所」などのプロジェクトにて、デザイナーとのコラボレーションによるユニークな紙製品の開発、製造、販売も行っている。
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