DESIGN
安藤忠雄が手がけた〈こども本の森〉が遠野に誕生。
『カーサ ブルータス』2021年10月号より
September 11, 2021 | Design, Culture | window on the world | text_Housekeeper
安藤忠雄設計の〈こども本の森〉が、大阪・中之島に続き、岩手県遠野市に開館。
築120年以上の建物を改装し、地域の歴史と読書の楽しさを伝える場へと生まれ変わった。螺旋階段の伸びる吹き抜けが出迎える閲覧室には、「遠野と東北」や「世界を見渡す」など、13のテーマ別に選ばれた書籍が、樹形図のように広がる。安藤がこの地に感じた「心の世界」を次世代へ繫ぐ、新たな名所の誕生だ。