DESIGN
ミナ ペルホネン × 山形緞通の新作絨毯が完成! 皆川 明の原画とあわせた展示会も。
February 24, 2021 | Design, Fashion | casabrutus.com | text_Masae Wako
〈ミナ ペルホネン〉と〈山形緞通〉がコラボレーション。深い森の中を小鳥が遊ぶ羊毛絨毯《bieds in the forest》が誕生した。東京・馬喰町では2月26日から受注・展示会も開始。熟練職人の手仕事による極上の触り心地をぜひ体感して!
〈ミナ ペルホネン〉デザイナーの皆川 明が原画を描き下ろし、日本で唯一、糸づくりや染めから絨毯を手がける工房〈山形緞通〉が製作。開発に2年の歳月をかけた新作《birds in the forest》が誕生した。素足が喜ぶしっとりした肌触りと、黄色い小鳥のモチーフがポコンと立体的に浮かびあがるデザイン。何度でも撫でたくなってしまうことうけ合いの心地よさだ。
愛嬌ある小鳥が木々に遊ぶモチーフは、皆川が描いたハンドドローイング。〈山形緞通〉はその世界観を、“手刺し”という高度な技術をもとに表現した。素材は自社工房で染色した上質な羊毛。小鳥の部分は、高密度に織った毛先を1羽ずつ手仕上げで整える“浮き彫り加工”。木の幹は毛の先端を丸くするループ織りだ。
愛嬌ある小鳥が木々に遊ぶモチーフは、皆川が描いたハンドドローイング。〈山形緞通〉はその世界観を、“手刺し”という高度な技術をもとに表現した。素材は自社工房で染色した上質な羊毛。小鳥の部分は、高密度に織った毛先を1羽ずつ手仕上げで整える“浮き彫り加工”。木の幹は毛の先端を丸くするループ織りだ。
「豊かさは普段の暮らしの中に宿っている。ものを大切に使い続けることで生まれる時間や記憶を介してこそ、感じられるのではないでしょうか」と皆川。北国の職人たちが生み出す手仕事は、使うことでより美しく育ち、暮らしを彩る優しい景色となる。
2月26日からは東京・馬喰町の〈山形緞通・東京ショールーム〉で受注・企画展示会がスタート。皆川の描き下ろし原画や緞通づくりの様子も展示される。ショールームは〈minä perhonen elävä II〉や〈puukuu 食堂〉と同じビル内。〈ミナ ペルホネン〉の世界を複合的に楽しめそうだ。
2月26日からは東京・馬喰町の〈山形緞通・東京ショールーム〉で受注・企画展示会がスタート。皆川の描き下ろし原画や緞通づくりの様子も展示される。ショールームは〈minä perhonen elävä II〉や〈puukuu 食堂〉と同じビル内。〈ミナ ペルホネン〉の世界を複合的に楽しめそうだ。
『view of birds in the forest』
〈山形緞通 東京ショールーム〉
東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビル。2月26日~3月6日。10時~17時。期間内無休。※新型コロナウイルス感染症対策のため、混雑時は入場制限の可能性あり。
