DESIGN
ライトの照明〈タリアセン〉オマージュ第3弾は妹島和世、永山祐子、鈴木啓太が参加!
November 12, 2019 | Design, Architecture | casabrutus.com | text_Housekeeper
フランク・ロイド・ライトがデザインした照明〈タリアセン〉。この名作照明をさまざまな建築家、デザイナー、アーティストがさまざまにリデザインする企画が2017年から毎年行われいているが、その第3弾が発表された。今回は妹島和世、永山祐子、鈴木啓太の3名が参加している。
フランク・ロイド・ライト生誕150周年を記念してスタートしたYAMAGIWAの〈タリアセン2〉特別限定モデルシリーズ。これまで伊東豊雄、皆川明、坂茂、名和晃平、グルーヴィジョンズ、橋本夕紀夫というクリエイターたちによって、さまざまなオマージュを捧げられてきた「タリアセン」だが、その第3弾が発表された。
今回参加しているクリエイターは建築家の妹島和世、永山祐子、デザイナーの鈴木啓太の3名。
妹島は《透明な明かり》と題した照明を発表。透明なアクリルの球体を8つ縦に重ねたもので、F.L.ライトのステンドグラスやラグ等のモチーフにもなった「円形」と、⾃⾝の建築モチーフとしても使⽤する「球体」との親和性から導かれた照明だ。
今回参加しているクリエイターは建築家の妹島和世、永山祐子、デザイナーの鈴木啓太の3名。
妹島は《透明な明かり》と題した照明を発表。透明なアクリルの球体を8つ縦に重ねたもので、F.L.ライトのステンドグラスやラグ等のモチーフにもなった「円形」と、⾃⾝の建築モチーフとしても使⽤する「球体」との親和性から導かれた照明だ。
永山は《TALIESIN LIGHT》と題したデザインを発表。オリジナルの要素はそのままに木から金属へと素材を変えることで、現代の建築空間に似合う軽やかなデザインを実現。限りなく薄いスチール表⾯には周囲の風景が映り込み、空間に溶け込む。
そして鈴木は《TALIESIN ELEMENTS》と題したデザイン。フランク・ロイド・ライトを象徴するエレメントである「正⽅形」を⽤いて〈タリアセン〉を再構築する試みだ。波佐⾒焼の窯元に協⼒を得て完成させたセラミックパネルを採⽤。深みのあるグリーンの釉薬は⾃然と調和するライト建築からインスピレーションを得ている。
11月21日〜24日、青山の〈yamagiwa tokyo〉にてこの3モデルが発表される。
『YAMAGIWA PRESENTS HOMMAGE TO FRANK LLOYD WRIGHT』
〈yamagiwa tokyo〉
東京都港区南青山2-27-25 ヒューリック南青山ビル9階 TEL 03 6741 5800。11月21日〜24日。11時〜18時。