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建築家・長坂常が考えた、音と映像のデザイン。
November 8, 2019 | Design, Architecture, Culture | PR | photo_Satoshi Nagare text_Masae Wako
臨場感あふれる上質な音と映像を提案し続ける〈バング & オルフセン〉から新たなスピーカーやテレビが登場。その新作発表会場に現れたのは建築家・長坂常が考えた「音と映像が自由自在に回遊する」空間です。
「生活空間の中を回遊する音や映像を、自由にキャッチして楽しむ。現代の暮らしにはそういうオーディオスタイルが似合う気がする」
と話すのは建築家の長坂常。
「街を歩いている時、ふと耳に飛び込んでくる音の粒や音楽が次々と積み重なって、心地いい刺激を感じることがありませんか? 家も同じ。人が移動するにつれて音楽やビジュアルが流れ込んでくるような空間の在り方が、新しい豊かさだと思うんです」
と話すのは建築家の長坂常。
「街を歩いている時、ふと耳に飛び込んでくる音の粒や音楽が次々と積み重なって、心地いい刺激を感じることがありませんか? 家も同じ。人が移動するにつれて音楽やビジュアルが流れ込んでくるような空間の在り方が、新しい豊かさだと思うんです」
そんな長坂が手がけたのが、〈バング & オルフセン〉の新作発表イベント会場だ。日本伝統の建築技法である“木組み”を取り入れた構造体の随所に、新作のスピーカーやモニターを配置。「サウンドグリッドシステム」と名づけたこの装置を巡り歩くことで、異なる場所の異なる機器から流れる音と映像を次々と体験できる。まるでネット空間の中で、場所や時間を自由に行き来しながら好きな情報を手に入れるように。
「〈バング & オルフセン〉の製品は、大型テレビから小型スピーカーまで、音を自在に飛ばし合えるのが面白い。時代に合った楽しみ方を実現していますよね」
中でも長坂が気に入ったのが、新作の《BEOSOUND STAGE》。テレビやプロジェクターと繋ぐだけで臨場感あふれる豊かな音を体験できるサウンドバーだ。
「何ていうことのないシンプルなデザインなのに、細部にまで職人技が窺える。なにより音がとてつもなくいい。平置きでも壁にかけても音が立体的に聴こえるなんて、文句ナシの素晴らしさです」
中でも長坂が気に入ったのが、新作の《BEOSOUND STAGE》。テレビやプロジェクターと繋ぐだけで臨場感あふれる豊かな音を体験できるサウンドバーだ。
「何ていうことのないシンプルなデザインなのに、細部にまで職人技が窺える。なにより音がとてつもなくいい。平置きでも壁にかけても音が立体的に聴こえるなんて、文句ナシの素晴らしさです」
「SOUND GRID SYSTEM」
釘を一切使わず木材だけで建築物をつくる日本の伝統技術「木組み」によるインスタレーション。複雑に組まれた交点の部分は、国宝・法隆寺西院経蔵など13世紀の建物にも見られる「出三斗」という様式。長坂はベイマツ材の梁下に配線の溝を設け、スピーカーやモニターを自由な場所に設置できるよう設計。
●問合せ/TFC TEL 03 5770 4511
長坂 常
〈スキーマ建築計画〉主宰。可変性をもつ空間づくりに定評のある建築家。〈ブルーボトルコーヒー〉などの店舗設計から住宅や家具デザインまで、ジャンルレスに活動。今春にリニューアルオープンした〈東京都現代美術館〉では、コルクの円形ベンチなどの什器やサインのデザインも手がけた。公式サイト