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SATIS S type|世界最小のトイレがさらに進化しました。
『カーサ ブルータス』2019年10月号より
September 9, 2019 | Design, Architecture | PR | photo_Junpei Kato text_Masae Wako editor_Ai Sakamoto
ミニマムなデザインでトイレの常識を変えた〈INAX〉の《SATIS Sタイプ》。今年6月、約3年ぶりにモデルチェンジを果たした高機能タンクレストイレを建築界の巨匠ミース・ファン・デル・ローエの名言とともにご紹介します。
“LESS IS MORE|より少ないことは、より豊かである。”
[SIZE] 世界最小のサイズで最大の満足を提供。
今から18年前の2001年、「トイレを応接間にする」というコンセプトの下に生まれた〈INAX〉のタンクレストイレ《SATIS》。そのSタイプの特徴は世界最小650mmの奥行き。従来のタンク付きトイレより140mmも短いコンパクトサイズを実現している。これは、例えば奥行き1,200mmの空間であれば、自由に動けるスペースが約35%も広がることを意味。世界最小(2018年10月現在/INAX調べ。便器前出寸法/シャワートイレ一体型便器において)なのに、これまでにない大きな満足感をもたらすとあって、デザイン界でも大きな注目を集めた。そんなサティスの名前は「SATISFACTION=満足」が語源。日本の住環境に多い小さな空間にも設置しやすいうえ、快適・清潔・機能的と3拍子揃ったプロダクトは、トイレというプライベート空間の常識を変えた名作だ。初代モデルの「世界最小・満足最大」というDNAは、何度かのリニューアルを経た今も受け継がれている。
今から18年前の2001年、「トイレを応接間にする」というコンセプトの下に生まれた〈INAX〉のタンクレストイレ《SATIS》。そのSタイプの特徴は世界最小650mmの奥行き。従来のタンク付きトイレより140mmも短いコンパクトサイズを実現している。これは、例えば奥行き1,200mmの空間であれば、自由に動けるスペースが約35%も広がることを意味。世界最小(2018年10月現在/INAX調べ。便器前出寸法/シャワートイレ一体型便器において)なのに、これまでにない大きな満足感をもたらすとあって、デザイン界でも大きな注目を集めた。そんなサティスの名前は「SATISFACTION=満足」が語源。日本の住環境に多い小さな空間にも設置しやすいうえ、快適・清潔・機能的と3拍子揃ったプロダクトは、トイレというプライベート空間の常識を変えた名作だ。初代モデルの「世界最小・満足最大」というDNAは、何度かのリニューアルを経た今も受け継がれている。
[DESIGN] 無駄とノイズのないシンプルなデザイン。
無駄を削ぎ落としたシンプルなプロダクトを目指したい。2001年の発売当初、〈INAX〉が理想のトイレを表す言葉として掲げたのが「LESS IS MORE(より少ないことは、より豊かである)」という言葉。20世紀ドイツの巨匠建築家ミース・ファン・デル・ローエの名言だ。ミースが提唱したのは、無駄や余分がないからこそ豊かな空間が生まれるという近代建築がたどり着いたひとつの真理。《SATIS》のすっきりしたデザインを支えていたのも、ミースと同様、「ミニマムな美しさこそが満ち足りた空間をつくる」という考え方だった。さて、《SATIS》はその後、「視覚的なノイズを少なくする」というデザインのリニューアルを試みる。デザイン上の凹凸をできるだけ抑え、輪郭や細部のラインも直線的かつ単純なものに落とし込んだのだ。デザインはよりシンプルに、佇まいもよりスタイリッシュに。もちろんここにも「LESS IS MORE」の精神は踏襲されている。
無駄を削ぎ落としたシンプルなプロダクトを目指したい。2001年の発売当初、〈INAX〉が理想のトイレを表す言葉として掲げたのが「LESS IS MORE(より少ないことは、より豊かである)」という言葉。20世紀ドイツの巨匠建築家ミース・ファン・デル・ローエの名言だ。ミースが提唱したのは、無駄や余分がないからこそ豊かな空間が生まれるという近代建築がたどり着いたひとつの真理。《SATIS》のすっきりしたデザインを支えていたのも、ミースと同様、「ミニマムな美しさこそが満ち足りた空間をつくる」という考え方だった。さて、《SATIS》はその後、「視覚的なノイズを少なくする」というデザインのリニューアルを試みる。デザイン上の凹凸をできるだけ抑え、輪郭や細部のラインも直線的かつ単純なものに落とし込んだのだ。デザインはよりシンプルに、佇まいもよりスタイリッシュに。もちろんここにも「LESS IS MORE」の精神は踏襲されている。
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