CULTURE
藤田貴大〈マームとジプシー〉の新たな挑戦。
March 16, 2018 | Culture, Art | casabrutus.com | text_Yusuke Fukui
常に意欲的な作品を発表し、演劇表現の幅を広げつづける劇団〈マームとジプシー〉が、今度は4歳から大人まで一緒に楽しめる作品に取り組みます!
《かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。》で岸田國士戯曲賞を受賞した藤田貴大率いる〈マームとジプシー〉。これまでも、小説家・川上未映子や歌人・穂村弘との共作を発表や、芸人・又吉直樹が劇中映像への出演。そしてsuzuki takayukiやミナ ペルホネンなどのファッションブランドによる舞台衣裳など、演劇外とのコラボレーションにも意欲的に取り組み、“演劇の新たなかたち”を追求してきた。
〈彩の国さいたま芸術劇場〉で4月から公開される《めにみえない みみにしたい》は、藤田の “新しい演劇表現への好奇心” から産まれた作品だ。自分とは違う世代にどう作品を届けるか、という視点で構想が練られた。舞台と客席をフラットにした空間で、子どもたちと一体となった演劇空間を生み出そうと試みる。宣伝美術は、これまでも〈マームとジプシー〉作品の宣伝美術を手掛けてきたブックデザイナーの名久井直子が担当する。
気鋭の演劇作家が構想する “子ども向けの演劇” が、どのような世界を生み出すのか、それを観た子どもたちが何を感じ、どのように反応するのか、注目が集まる。
〈彩の国さいたま芸術劇場〉で4月から公開される《めにみえない みみにしたい》は、藤田の “新しい演劇表現への好奇心” から産まれた作品だ。自分とは違う世代にどう作品を届けるか、という視点で構想が練られた。舞台と客席をフラットにした空間で、子どもたちと一体となった演劇空間を生み出そうと試みる。宣伝美術は、これまでも〈マームとジプシー〉作品の宣伝美術を手掛けてきたブックデザイナーの名久井直子が担当する。
気鋭の演劇作家が構想する “子ども向けの演劇” が、どのような世界を生み出すのか、それを観た子どもたちが何を感じ、どのように反応するのか、注目が集まる。
『めにみえない みみにしたい』
〈彩の国さいたま芸術劇場 小ホール〉