コペンハーゲン在住の松浦摩耶が捉えた日常の記憶。写真展『fugle』が〈GALLERY CLASKA〉で開催中。
| Culture, Art, Design | casabrutus.com | text_Akiko Konishi editor_Keiko Kusano photo_Takuya Neda(会場、ポートレイト)
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タイトルの「fugle」とは、デンマーク語で「鳥」をあらわす。彩度を落とした静謐な空間に、光と空気、湿度が溶け合うように調和した作品たちが柔らかに佇む。

一面の雪の下から自生した枝に纏う、霜と光、影。松浦の手元に広がる、何気ない光景の美しい瞬間を捉えた作品。額装に用いたフレームは自身が理想とするリムの厚みや色合いから、オリジナルで製作したもの。

タイトルロゴのグラフィックデザインは親交のあるコペンハーゲンのデザインスタジオ、ALL THE WAY TO PARIS などで活躍するマフムッド・ハーンに依頼。壁面のタイトル文字列は、鳥の群れが軽やかに飛ぶさまを表現している。

展示作品を映像として投影したスペースも。
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