CULTURE
【絵本のことば】『つみきのいえ』|「けれども おじいさんは ぜったいに このいえに…」
January 2, 2024 | Culture | casabrutus.com | photo_Kazuyoshi Aoki text_Kana Umehara, Ayumi Shirasaka editor_Rie Nishikawa design_Norihiko Shimada(paper)
古今東西の名作絵本から、印象的なことばを日替わりで紹介。国際的なアニメ賞の受賞作を絵本にした、大人にこそ読んでほしい心を打つ1冊から。
けれども おじいさんは ぜったいに
このいえに すむのを やめませんでした。
アヌシー国際アニメ映画祭で最高賞を受賞した短編アニメ『つみきのいえ』を、監督と脚本家が絵本にリメイク。 海に沈んでいく町で、たった一人で暮らすおじいさんは、 忘れ物を取りに海深くへ潜っていく...。海の深さが時間の蓄積のようで、愛した人や生きた証を積み重ねて今があることを考えさせられる。寂しいけど悲しくはない。 心温まる、まさに大人のための絵本。
このいえに すむのを やめませんでした。
アヌシー国際アニメ映画祭で最高賞を受賞した短編アニメ『つみきのいえ』を、監督と脚本家が絵本にリメイク。 海に沈んでいく町で、たった一人で暮らすおじいさんは、 忘れ物を取りに海深くへ潜っていく...。海の深さが時間の蓄積のようで、愛した人や生きた証を積み重ねて今があることを考えさせられる。寂しいけど悲しくはない。 心温まる、まさに大人のための絵本。