ルイ・ヴィトンの世界を、ファサードから読み解く。
『カーサ ブルータス』2023年7月号より
July 4, 2023 | Culture, Architecture | a wall newspaper | text_Housekeeper
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TOKYO〈銀座並木通り店〉by 青木 淳 青木淳の設計によって、2021年にオープンしたストアのイメージは “水の柱” 。2層の曲面ガラスを使用したファサードは、空や銀座の街並みの色を複雑に反射し、時間や角度、天候によってその見え方が異なる。水をモチーフとしたのは、かつて、銀座が東京湾に突き出した半島の先端だったことから。東京都中央区銀座7-6-1。(c) Louis Vuitton/Daici Ano

PARIS〈フォンダシオン ルイ・ヴィトン〉by フランク・ゲーリー パリの中心部から5kmほど、ブローニュの森内に位置するこの場所はストアではなく、〈ルイ・ヴィトン〉による芸術機関。フランク・ゲーリーによるこの施設最大の特徴は12枚の湾曲したガラス板だ。展示室をガラス板が包むようなファサードは帆船のようにも見える。8, Avenue du Mahatma Gandhi Bois de Boulogne, 75116 Paris。(c) Michael Jacobs_Art in All of Us_Corbis via Getty Images
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