CULTURE
人気者に会いに行く。|Casa BRUTUS特別編集『動物園と水族館』
Casa BRUTUS特別編集『動物園と水族館』より
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かわいいルックスや愛嬌のあるポーズで、話題になっている動物園&水族館の人気者たち。気になったら、ぜひ会いに行ってみてください。※年齢等の情報は記事公開時点(2021年11月30日)のものです。
世界一幸せな動物が日本上陸。ピオニ|クオッカ Quokka
下から見た顔が笑顔に見えることから “世界一幸せな動物” と言われるクオッカ。生息地のオーストラリア以外では飼育展示されていない絶滅危惧種が〈埼玉県こども動物自然公園〉に仲間入り。埼玉生まれのピオニは2020年8月に初めて顔出し。クオッカは27日間の妊娠期間後、1cmほどの未熟な子を1頭生み、母親のお腹の袋で6か月ほど過ごした後、生後10か月ほど経つとひとり立ちするという。動物園のある東松山市の花、ぼたん(peony)から投票で命名されたピオニは母リコの子でメス。前足を使って草を食べたり、カンガルーらしくピョンピョン飛んで移動したりと、自由に動く姿に歓声が上がる。展示場とクオッカ舎は開放されているので遠くにいたり、舎内に帰っていると見えにくいことも。クオッカスマイルが見られるのか、わからないところも魅力なんです。
開園40周年記念として2020年3月、オーストラリアの〈フェザーデール野生生物園〉からメス2頭、オス2頭が来園。東園〈カンガルーコーナー〉内の〈クオッカアイランド〉で公開している。天候と健康状態を考慮して、観覧方法は随時変更されるのでウェブサイトで確認を。
〈埼玉県こども動物自然公園〉
埼玉県東松山市岩殿554 TEL 0493 35 1234。9時30分~16時30分(2月1日~11月14日は~17時)。月曜休。入園料:大人700円、子ども200円、小学生未満無料。
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