CULTURE
伝説のコンセプトストア〈コレット〉が蘇った!?
『カーサ ブルータス』2020年5月号より
| Culture, Design | a wall newspaper | photo_H.Lawson-Body text_Chiyo Sagae
ファッションとカルチャーを牽引し続けた〈コレット〉のドキュメンタリー映画が、世界各地でお忍び公開!
パリ初にして随一のコンセプトストア〈コレット〉が2017年に幕を閉じた。世界のファッショニスタや文化人が通いつめ、ファッションとストリートのみならずデザイン、音楽などあらゆるジャンルのミックスカルチャーを発信し続けた伝説のアドレスだ。
そのエキサイティングな歴史を残そうと、閉店前の数か月間を追うドキュメンタリー映画が製作されていた。その名も『コレット・モナムール』は、フォトグラファー、ヒューズ・ローソン=ボディ監督、ベルリン発のオンラインメディア〈ハイスノバイエティ〉らが共同製作。今年に入り、世界各地で期間限定上映されている。
そのエキサイティングな歴史を残そうと、閉店前の数か月間を追うドキュメンタリー映画が製作されていた。その名も『コレット・モナムール』は、フォトグラファー、ヒューズ・ローソン=ボディ監督、ベルリン発のオンラインメディア〈ハイスノバイエティ〉らが共同製作。今年に入り、世界各地で期間限定上映されている。
注目すべきは、カニエ・ウェストやペドロ・ウインターほか、国境とジャンルを超えた世界のコレットラバーがコレットへのそれぞれのモ・ナムール(愛)を熱く語るインタビューだ。
今では当たり前になった異業種クリエイターのコラボや限定デザインは、人々が交差し、出会うことから次々とアイデアを生んだ〈コレット〉の十八番だった。そんなエネルギーを再び呼び覚ましてくれる異色のドキュメンタリーだ。
こんなコラボがありました!

『コレット・モナムール』
1997年以来、クリエイティブなコラボでコンセプトストアという新ジャンルを生んだ〈コレット〉。閉店前の数か月を密着取材し、世界の名だたる顧客たちへのインタビューで構成したドキュメンタリー映画。今年、パリ、ロンドン、NYで期間限定の上映を果たす。
