ニッポンのお宝、お蔵出し|早春の梅が香る光琳デザイン。
January 25, 2018 | Art | casabrutus.com | text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
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国宝 尾形光琳《紅白梅図屏風》18世紀。紙本金地著色 二曲一双。各 156.0×172.2㎝。心浮き立つ金地の屏風は春の始まりにふさわしい。
国宝 尾形光琳《紅白梅図屏風》(部分)。後に「光琳梅」と呼ばれるようになった、愛らしい梅の花。
国宝 尾形光琳《紅白梅図屏風》(部分)。「たらし込み」によって木の幹の質感や苔が表現されている。
国宝 尾形光琳《紅白梅図屏風》(部分)。銀箔が使われたと考えられる水流。S字型にカーブする水流は「光琳波」とも呼ばれる。
会期中は、館内の〈茶室 一白庵〉にて、半田松華堂製の「紅白梅羊羹」もいただける(数量限定/お抹茶とセットで700円)。