【インタビュー】YOSHIROTTENが霧島アートの森に、 未知の光で自然を映し出す。
November 9, 2024 | Art, Architecture, Design | 『カーサ ブルータス』2024年12月号より | photo_Yoshikazu Shiraki text_Mariko Uramoto
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グリーンスキャナーとシルバーの岩(2024) 緑に光る大きなスキャナーには光の波長を測定するセンサー”分光器”を組み込んでいる。シルバーの岩の表面にスキャナーや周辺作品の光が映り込む。
Tranthrow(2024) 各地で計測した光をグラフ化し、自身のアートワークを重ねた作品は、人工衛星の躯体にも使用されているアルミハニカムに印刷している。
メンヒル(2024) グリーンスキャナーで計測した光量を反映した立体作品。樹齢約2,000年の屋久杉、軽石とともにシラス(火山灰土)に埋まっている姿をイメージ。
オレンジの光窓(2024) 自然光を取り込む天窓に人工的なオレンジの光を追加し、空間全体に影響を及ぼすインスタレーション作品に。オレンジに映る世界を疑似体験できる。
パイライト(2024) 自身が好きな鉱物をイメージした立体作品。内側からゆっくり光が点滅し、自転する。他の作品と干渉しながら反射し、周りの風景と共に不思議な姿に。
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