ART
〈八戸市美術館〉〈八戸ポータルミュージアム はっち〉から広がる、アート&カルチャー【青森でアートを巡る旅へ】
August 1, 2024 | Art, Architecture, Travel | casabrutus.com | photo_Takuya Neda text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
青森県で開催中の「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」は県内5つの美術館とアートセンターが連携して行うアートフェス。アートを通じて青森のいろいろな顔に出合えます。
青森県で開かれている「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」では「つらなりのはらっぱ」を共通テーマに各館が独自にキュレーションした企画展を行う。参加しているのは〈青森県立美術館〉〈青森公立大学 国際芸術センター青森〉〈弘前れんが倉庫美術館〉〈八戸市美術館〉〈十和田市現代美術館〉の5館だ。一つの県に現代美術を主に扱う美術館が5つもあるのは珍しい。青森という地や歴史に対してアーティストがそれぞれ呼応したアートが楽しめる。2021年にオープンした〈八戸市美術館〉を訪れてみよう。
●「ジャイアントルーム」に人が集まる〈八戸市美術館〉
設計を西澤徹夫建築事務所・タカバンスタジオ設計共同体(西澤徹夫・浅子佳英・森純平)が担当して2021年に開館した〈八戸市美術館〉。建物としては「AOMORI GOKAN アートフェス 2024」の5館のうちもっとも新しいものになるが、もとは1986年に開館した美術館を建て替えたもの。館としての歴史はもっとも古いものになる。
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