ART
日本最大、国際規模のアートフェア『Tokyo Gendai』が〈パシフィコ横浜〉で初開催! その見どころは?
June 21, 2023 | Art | casabrutus.com | text_Mariko Uramoto
7月7日から9日までの3日間、国内外74のトップギャラリーが集う『Tokyo Gendai』が開かれる。世界的に著名な作家や気鋭のアーティストの作品を堪能できるほか、片岡真実や名和晃平などを迎えたトークセッション、サテライト会場で行われる向井山朋子による世界初披露のインスタレーション・パフォーマンスなど、多彩なプログラムも楽しみなアートイベントだ。
今夏、新しい国際水準のアートフェア『Tokyo Gendai』が日本に誕生する。国内で初めて世界規模のアートフェア『国際コンテンポラリーアートフェア(NICAF)』が開催されたのは1992年。奇しくも今回と同じ〈パシフィコ横浜〉での開催だった。
『Tokyo Gendai』では国内外にある世界トップクラスのギャラリーをメインに、一定の基準をクリアしたギャラリーのみが出展。コンテンポラリーアートにフォーカスしており、アートシーンの“今”を知ることができる。国内の一般的なフェアと一線を画すのは規模感だ。約1万平米という広大な会場を舞台に、約20平米〜120平米の各ブースが連なり、ゆったりとした空間で作品世界を堪能できる。
会場では彫刻家の大平龍一が『Tokyo Gendai』のために特別に制作した大型インスタレーションがゲストを迎える。フェア初日となる7月7日の「七夕」をイメージしたものも含まれるといい、日本の伝統的な美意識を喚起させ、文化の多様性のあり方に一石を投じる作品だ。
会場内はテーマの異なる6つのセクションで構成。まず注目したいのは国内外の主要ギャラリーが集結する「Galleries」だ。〈Blum & Poe〉(ロサンゼルス、ニューヨーク、東京)は奈良美智をはじめとするアーティストの作品、〈SCAI THE BATHHOUSE〉(東京)では名和晃平による作品を発表する。
『Tokyo Gendai』では国内外にある世界トップクラスのギャラリーをメインに、一定の基準をクリアしたギャラリーのみが出展。コンテンポラリーアートにフォーカスしており、アートシーンの“今”を知ることができる。国内の一般的なフェアと一線を画すのは規模感だ。約1万平米という広大な会場を舞台に、約20平米〜120平米の各ブースが連なり、ゆったりとした空間で作品世界を堪能できる。
会場では彫刻家の大平龍一が『Tokyo Gendai』のために特別に制作した大型インスタレーションがゲストを迎える。フェア初日となる7月7日の「七夕」をイメージしたものも含まれるといい、日本の伝統的な美意識を喚起させ、文化の多様性のあり方に一石を投じる作品だ。
会場内はテーマの異なる6つのセクションで構成。まず注目したいのは国内外の主要ギャラリーが集結する「Galleries」だ。〈Blum & Poe〉(ロサンゼルス、ニューヨーク、東京)は奈良美智をはじめとするアーティストの作品、〈SCAI THE BATHHOUSE〉(東京)では名和晃平による作品を発表する。
新人または中堅のアーティストを紹介するのは「Hana」セクション。〈Carl Kostyal〉(ロンドン、ストックホルム、ミラノ)はペインティング、彫刻、家具など多領域で活動するMarria Pratts、原宿のストリートカルチャーのエネルギーを発信する〈Gallery COMMON〉(東京)はShohei TakasakiとAlex Andersonの作品を紹介。
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