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スポーツとアートの関係性? T-HOUSE New Balanceで5人のアーティストが挑むインスタレーション。
April 6, 2023 | Art, Architecture, Design, Fashion | PR | text_Yoshinao Yamada
自らのクリエイションの場として、そしてそのクリエイションと共鳴するさまざまな表現者との対話を発信する東京・日本橋浜町のコンセプトストア《T-HOUSE New Balance》。2023年5月30日まで、美術評論家の中尾拓哉がキュレーションする展覧会「ANOTHER DIAGRAM」を開催している。
スポーツとアート、その接点を探る。
スポーツとアートの結びつきをさまざまな角度から探る論集『スポーツ/アート』を刊行するなど、近現代芸術に関する評論を執筆する美術評論家の中尾拓哉。本展のベースとなったのは、〈TOKYO DESIGN STUDIO New Balance〉がプロデュースするフリーマガジン『NOT FAR』に連載中のエッセイ〈ANOTHER DIAGRAM〉だ。
毎号、スポーツ競技1種目、美術史に残るアーティスト1人を選び、競技の起源や歴史と作家の創作の接点を見つけ出しながら、中尾は通常の視点とは異なる角度から双方を捉え直そうと試みる。そんな中尾の考えを形にした今回の展示は、ランニング、バスケットボール、サッカー、水泳、テニスの5種目をテーマにする。
毎号、スポーツ競技1種目、美術史に残るアーティスト1人を選び、競技の起源や歴史と作家の創作の接点を見つけ出しながら、中尾は通常の視点とは異なる角度から双方を捉え直そうと試みる。そんな中尾の考えを形にした今回の展示は、ランニング、バスケットボール、サッカー、水泳、テニスの5種目をテーマにする。
スポーツとアートの境界
これら5種目から作品を制作したのは、荒木悠、玉山拓郎、安原千夏、臼井良平、ユニ・ホン・シャープという注目される5人の現代美術作家たち。スポーツとアートの境界、日常とアート、生活とスポーツのあわいを緩やかに往還するインスタレーションを通じ、中尾はタイトルにも謳う「ANOTHER DIAGRAM(別のダイアグラム)」の発見を目指す。会場ではこれら5種目にまつわるこれまでの連載のテキストも配布する。
スポーツとアートという、普段結びつけて考えることのない両者を作家たち、そして中尾はどのように結びつけたのか。実力派の作家たちによる考察が充実した作品となって《T-HOUSE New Balance》に並ぶ。身体を通じて、中尾の企みを体験するまたとない機会を見逃さないでほしい。
スポーツとアートという、普段結びつけて考えることのない両者を作家たち、そして中尾はどのように結びつけたのか。実力派の作家たちによる考察が充実した作品となって《T-HOUSE New Balance》に並ぶ。身体を通じて、中尾の企みを体験するまたとない機会を見逃さないでほしい。
T-HOUSE New Balance
東京都中央区日本橋浜町3-9-2。TEL 03 6231 1991。11時〜14時、15時〜19時(金〜火曜)。水・木曜休。「T-HOUSE New Balance presents art installation ANOTHER DIAGRAM curated by TAKUYA NAKAO」は〜2023年5月30日まで。最新の商品情報や展示企画などは随時〈T-HOUSE New Balance〉のインスタグラム(@newbalance_t_house)にて配信されます。