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『第25回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展』開催。バーチャルとリアルを繋ぐ体験型作品にも注目。
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アートやアニメーションなど分野別に、その年の優れた芸術作品を表彰する『文化庁メディア芸術祭』。四半世紀を迎えた第25回も、世界中から多くの傑作が集まった。9月16日より、受賞作品を一堂に展示する『第25回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展』が、〈日本科学未来館〉を中心に開催となる。
25回目を迎えた『文化庁メディア芸術祭』は、全世界95の国と地域から3,537点の作品が集まった。その中から、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門ごとに、大賞をはじめとして優秀賞、新人賞などを選出。9月16日より始まる受賞作品展では、各賞の受賞作品が一堂に集う。
展示作品の中でも注目は、アート部門の大賞を受賞した、anno lab(代表:藤岡定)、西岡美紀、小島佳子、的場寛、堀尾寛太、新美太基、中村優一の《太陽と月の部屋》。「自然と触れ合い身体性を拡張すること」をテーマに制作されたインタラクティブアートで、鑑賞者が部屋に入るとセンサーが認識し、天井の小窓が開閉。その窓から光が差し込むことで、鑑賞者が太陽と戯れる空間を作り上げた。気象庁の天候情報を解析したり、窓が開くタイミングでピアノの音を流したりと、テクノロジーを駆使していながら、それを感じさせない自然との触れ合いの場を実現させている。
大分県豊後高田市の〈不均質な自然と人の美術館〉にて公開されている同作。本展では、コンセプト映像や制作資料、再現したアトリエの様子を展示する。自身の身体を通して自然と触れ合う作品なので、同展を鑑賞した後は、ぜひ現地で実際の作品も体験してみたい。
展示作品の中でも注目は、アート部門の大賞を受賞した、anno lab(代表:藤岡定)、西岡美紀、小島佳子、的場寛、堀尾寛太、新美太基、中村優一の《太陽と月の部屋》。「自然と触れ合い身体性を拡張すること」をテーマに制作されたインタラクティブアートで、鑑賞者が部屋に入るとセンサーが認識し、天井の小窓が開閉。その窓から光が差し込むことで、鑑賞者が太陽と戯れる空間を作り上げた。気象庁の天候情報を解析したり、窓が開くタイミングでピアノの音を流したりと、テクノロジーを駆使していながら、それを感じさせない自然との触れ合いの場を実現させている。
大分県豊後高田市の〈不均質な自然と人の美術館〉にて公開されている同作。本展では、コンセプト映像や制作資料、再現したアトリエの様子を展示する。自身の身体を通して自然と触れ合う作品なので、同展を鑑賞した後は、ぜひ現地で実際の作品も体験してみたい。
そのほかの大賞受賞作品も、その年を代表する傑作が揃った。エンターテインメント部門の大賞は、NHKのドキュメンタリー番組『浦沢直樹の漫勉neo 〜安彦良和〜』。マンガ家の浦沢直樹が案内人をつとめ、各回に日本を代表するマンガ家を招き、彼らの創作における“手元”を複数台のカメラで密着する番組だ。
受賞したのは、『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインや、『宇宙戦艦ヤマト』の絵コンテなど、数々の歴史的名作を手がけてきた巨匠、安彦良和が出演した回。マンガとアニメーションの両分野で長年活躍してきた安彦の独自の技術を捉えた。
受賞したのは、『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインや、『宇宙戦艦ヤマト』の絵コンテなど、数々の歴史的名作を手がけてきた巨匠、安彦良和が出演した回。マンガとアニメーションの両分野で長年活躍してきた安彦の独自の技術を捉えた。
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