ART
約500点の作品で、大竹伸朗の40年以上にわたる創作活動を体感する大回顧展が開催!
| Art | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa
日本の現代アートシーンを代表する美術家のひとり、大竹伸朗の大回顧展『大竹伸朗展』が、2022年11月1日から〈東京国立近代美術館〉で開催。絵画や版画から、音を使用したインスタレーション作品まで、40年以上のキャリアの中で制作された約500点におよぶ作品で、大竹の作品世界を全身で体感する充実の内容だ。
1955年生まれの大竹伸朗は、主にコラージュやアッサンブラージュを得意とする美術家だ。1980年代初めにニュー・ペインティングの旗手として華々しくデビューし、1988年からは愛媛県宇和島市に拠点を構え、創作活動を行っている。
大竹はこれまで、絵画、版画、素描、彫刻、映像、絵本、音、エッセイ、インスタレーション、巨大な建造物に至るまで、圧倒的な創作意欲で数多の作品を制作し続けてきた。実際に入浴できるパブリック・アート《直島銭湯「I♥湯」》が世間の大きな注目を集めるなど、熱心なアートファンではない人も、きっと知らず知らずのうちに大竹の作品を目にしているのではないだろうか。
大竹はこれまで、絵画、版画、素描、彫刻、映像、絵本、音、エッセイ、インスタレーション、巨大な建造物に至るまで、圧倒的な創作意欲で数多の作品を制作し続けてきた。実際に入浴できるパブリック・アート《直島銭湯「I♥湯」》が世間の大きな注目を集めるなど、熱心なアートファンではない人も、きっと知らず知らずのうちに大竹の作品を目にしているのではないだろうか。
過去には『アゲインスト・ネイチャー』(1989)や『キャビネット・オブ・サインズ』(1991)といった歴史的に重要な展覧会にも参加を果たし、近年でも『ドクメンタ』(2012)と『ヴェネチア・ビエンナーレ』(2013)の2大国際展に出展するなど、国外でも高い評価を得ている大竹。異分野のアーティストとのコラボレーションにも積極的で、その表現の方法はじつに多彩だ。
今年、開館70周年を迎える〈東京国立近代美術館〉で開催される『大竹伸朗展』は、じつに16年ぶりとなる大回顧展だ。最初期の作品から近年に海外で発表した作品群、そしてコロナ禍の中で制作した最新作まで、約500点もの作品が集結。小さな手製本型の作品から巨大な小屋型のインスタレーション、さらに作品が発する“音”など、大竹が作り出した作品と音が会場を埋め尽くす光景は、想像しただけでも圧巻だ。
展示は、7つのテーマ「自/他」「記憶」「時間」「移行」「夢/網膜」「層」「音」に基づいて構成。半世紀近くにわたる活動の軌跡を辿るとともに、時代順にこだわることない展示方法で、観る者をその作品世界へと誘う。猛々しいまでの大竹の創作の源流を目の当たりにすることで、そのエネルギーを存分に体感したい。
今年、開館70周年を迎える〈東京国立近代美術館〉で開催される『大竹伸朗展』は、じつに16年ぶりとなる大回顧展だ。最初期の作品から近年に海外で発表した作品群、そしてコロナ禍の中で制作した最新作まで、約500点もの作品が集結。小さな手製本型の作品から巨大な小屋型のインスタレーション、さらに作品が発する“音”など、大竹が作り出した作品と音が会場を埋め尽くす光景は、想像しただけでも圧巻だ。
展示は、7つのテーマ「自/他」「記憶」「時間」「移行」「夢/網膜」「層」「音」に基づいて構成。半世紀近くにわたる活動の軌跡を辿るとともに、時代順にこだわることない展示方法で、観る者をその作品世界へと誘う。猛々しいまでの大竹の創作の源流を目の当たりにすることで、そのエネルギーを存分に体感したい。
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