多様な「コラージュ」で空間を満たす金氏徹平のアート|青野尚子の今週末見るべきアート
| Art, Design | casabrutus.com | photo_Keizo Kioku text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano 写真提供:市原湖畔美術館
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〈市原湖畔美術館〉での『金氏徹平 S.F. (Something Falling/Floating)』展示風景。

白い照明ではこんなふうに見える。

同じ場所でも照明の色が変わると違う空間に感じられる。

新作も旧作も、平面も立体も、照明の色も「コラージュ」される。

美術館でのノーマルな白い照明で見ると大半の作品はモノクロームだ。

一定時間ごとに照明の色が変わる。

壁に映る階段の影もインスタレーションの一部のよう。

関連のあるようでないようなものが組み合わされている。

平面上にさまざまなものが集合している。

平面作品であっても立体感がある。

会場の〈市原湖畔美術館〉は1995年に開館した〈市原市水と彫刻の丘〉をリニューアルし2013年に新たに開館した。

照明の色が変わって、観客の体も赤く染まる。

照明の色が変わると影の色も変わる。
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