ART
『KYOTOGRAPHIE』が10周年! 今年のテーマは「ONE」。
April 17, 2022 | Art, Travel | casabrutus.com | text_Ai Kiyabu
京都の春の風物詩となった『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭』が今年も開催。10周年という記念すべき回に、国籍もキャリアも幅広い多くのアーティストの作品が集まった。市内各所の会場で行われている展覧会の見どころを巡ってみよう。
京都市内の歴史的建造物やモダンな現代建築を会場に、世界中から集められた写真、映像作品が展示される『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2020』。記念すべき第10回目となる今年のテーマは「ONE」。ファッション誌や広告写真を多く手がけたギイ・ブルダンやアーヴィング・ペン、戦後の日本を代表する写真家として知られる奈良原一高に加え、iPhoneで撮影した作品で注目を浴びるようになったガーナ出身のプリンス・ジャスィなど、国籍もキャリアも多彩なアーティストたちによる10のプログラムを、市内各所で開催する。
プリンス・ジャスィ
『いろいろ アクラ──キョウト』
出町桝形商店街、DELTA/KYOTOGRAPHIE Permanent Space
出町桝形商店街のアーケードにでかでかと展示されたのは、1995年生まれ、ガーナ出身のヴィジュアルアーティストであるプリンス・ジャスィの作品。ガーナのジェームスタウンにある市場に通う人々を撮影したポートレートだが、よく見ると少年が身につけているTシャツに出町桝形商店街の合言葉である「今日も元気だ」の文字が! 出町桝形商店街で滞在制作を行う予定だったジャスィだが、来日が叶わず、出町桝形商店街を象徴するTシャツやのぼり旗などをガーナに輸送して撮影が行われたとのこと。商店街の賑やかな雰囲気にカラフルな作品が共鳴し、街にさらなる活気を生み出している。
『いろいろ アクラ──キョウト』
出町桝形商店街、DELTA/KYOTOGRAPHIE Permanent Space
出町桝形商店街のアーケードにでかでかと展示されたのは、1995年生まれ、ガーナ出身のヴィジュアルアーティストであるプリンス・ジャスィの作品。ガーナのジェームスタウンにある市場に通う人々を撮影したポートレートだが、よく見ると少年が身につけているTシャツに出町桝形商店街の合言葉である「今日も元気だ」の文字が! 出町桝形商店街で滞在制作を行う予定だったジャスィだが、来日が叶わず、出町桝形商店街を象徴するTシャツやのぼり旗などをガーナに輸送して撮影が行われたとのこと。商店街の賑やかな雰囲気にカラフルな作品が共鳴し、街にさらなる活気を生み出している。
ギイ・ブルダン
『The Absurd and The Sublime』
京都文化博物館 別館
Presented by CHANEL NEXUS HALL
マン・レイなどシュルレアリストや、ヒッチコックの映画から影響を受けたギイ・ブルダン。「The Absurd and The Sublime(滑稽と崇高)」というタイトルの通り、その実験的な作品群には、高い芸術性とクスッと笑えるようなユーモアが共存している。
『The Absurd and The Sublime』
京都文化博物館 別館
Presented by CHANEL NEXUS HALL
マン・レイなどシュルレアリストや、ヒッチコックの映画から影響を受けたギイ・ブルダン。「The Absurd and The Sublime(滑稽と崇高)」というタイトルの通り、その実験的な作品群には、高い芸術性とクスッと笑えるようなユーモアが共存している。
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