ART
東京・東長崎でアーティスト・山瀬まゆみの作品を展示。
| Art, Architecture, Design | casabrutus.com | text_Akio Mitomi editor_Keiko Kusano
建築家のアリソン理恵が主宰するカルチュアルキオスクギャラリー〈I AM〉が、1周年を記念して山瀬まゆみの作品を展示する。街の雰囲気と合わせて楽しみたい。
山瀬まゆみはロンドン芸術大学、チェルシー・カレッジ・オブ・アーツ＆デザインでファインアートを専攻、現在は東京を拠点に活動するアーティスト。抽象的なペインティングとソフトスカルプチャーにより、肉体のリアリティと目に見えないファンタジーや想像の相対をコンセプトに作品を制作している。国内外での個展開催やグループショーへの参加に加え、〈コム デ ギャルソン〉や〈ナイキ〉とのコラボレーションも行っている。
制作中の山瀬まゆみ。
今回発表する作品について、山瀬はコメントを寄せている。
「何かを作るときには必ずマテリアルをチョイスすることから始まります。今回の展示では、意図的にその枠をすこし広げて様々な形式で表現を試みようと思います」
また会場では、山瀬の描き下ろし作品をプリントしたTシャツも販売される。
「何かを作るときには必ずマテリアルをチョイスすることから始まります。今回の展示では、意図的にその枠をすこし広げて様々な形式で表現を試みようと思います」
また会場では、山瀬の描き下ろし作品をプリントしたTシャツも販売される。
《Original T shirt by MAYUMI YAMASE》5,500円。
会場の〈I AM〉はアリソン理恵が昭和のアパートをリノベーション、月曜〜木曜は彼女が主宰する建築事務所〈ARA〉のオフィスとして使用している。2年前にオープンして東長崎の街を変えたと言われるカフェ〈MIA MIA〉と共に、夫のコーヒー愛好家・ヴォーンとの共同経営だ。
彼らのギャラリーとカフェ以外にも、散策したりお店の人との会話を楽しんだりと、都心に残る商店街の魅力も発見できるはずだ。
彼らのギャラリーとカフェ以外にも、散策したりお店の人との会話を楽しんだりと、都心に残る商店街の魅力も発見できるはずだ。
アリソン理恵がリノベーションしたアパート〈壱番館〉の1階右側が〈I AM〉。前庭がコミュニティスペースとなっている。
MAYUMI YAMASE at I AM
〈I AM〉東京都豊島区長崎4-27-8-101。2022年4月1日〜30日。12時〜19時。月曜〜木曜休（祝日を除く）。4月1日・30日は作家が在廊。
