ART
この夏、日光の森で行われたアーティストたちの実験。
| Art | casabrutus.com | photo_Troedsson Villa Mountain School 2016 text_Keiko Kamijo editor_Akio Mitomi
東京・渋谷の〈statements〉でアン・イーストマンと落合多武の企画発案による「トレッドソン・ヴィラ・マウンテン・スクール 2016」の展示が開催中だ。
本展は7月29日から8月7日に日光で開催された「トレッドソン・ヴィラ・マウンテン・スクール 2016」のサテライト企画。現地で行われたワークショップや森の展覧会を、単に再展示するのではなく、新たなプレゼンテーションとして構成している。
「トレッドソン・ヴィラ・マウンテン・スクール 2016」は、アーティストのアン・イーストマンと落合多武が、同じくアーティストでもあり彼らの友人でもある大木裕之、杉戸洋、ニシジマアツシ、エイミー・ヤオ、青木陵子、伊藤存らを誘い企画したプログラム。会場となったのは、日光・東照宮の近くにある〈トレッドソン別邸〉だ。
作家たちは現地に滞在し、お互いにコミュニケーションをとりあいながら、アートにかかわる様々な実験を試みた。それは単に作品作りをするだけではなく、読書やピクニック、料理といった日常の営みから気付きを得るための創造的な時間を過ごした。
「トレッドソン・ヴィラ・マウンテン・スクール 2016」は、アーティストのアン・イーストマンと落合多武が、同じくアーティストでもあり彼らの友人でもある大木裕之、杉戸洋、ニシジマアツシ、エイミー・ヤオ、青木陵子、伊藤存らを誘い企画したプログラム。会場となったのは、日光・東照宮の近くにある〈トレッドソン別邸〉だ。
作家たちは現地に滞在し、お互いにコミュニケーションをとりあいながら、アートにかかわる様々な実験を試みた。それは単に作品作りをするだけではなく、読書やピクニック、料理といった日常の営みから気付きを得るための創造的な時間を過ごした。
落合多武は〈トレッドソン別邸〉から徒歩40分ほどの森の中に17枚の絵を展示。参加者は山道を歩きながら、それらの絵を鑑賞する。木々の間にかけてあったり、大きな石の上にそっとそえられていたり…。展示会期最終日近くになると、絵に苔が生えたりして、またあたらしい表情を見せていたのだという。statementsの会場には、これらの絵が展示されている。
参加メンバー美術評論家の松井みどりによるトーク。セッション1では、ブラックマウンテンポエッツ(アメリカのブラックマウンテンカレッジに集った詩人たち)について紹介しながら、彼らと現代アートとの密接な関係についても言及された。
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