秋の京都でアートの迷路を楽しもう。歴史あるモダニズム建築で開かれる新しいアートフェアへ。
November 5, 2021 | Art, Architecture, Design | PR | photo_Kiyoshi Nishioka text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
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会場の〈国立京都国際会館〉。手前に、庭に置かれた金氏徹平の作品が見える。
京都に関わりのあるアーティストの特別展『Beyond Kyoto』の一つ、宮島達男の作品。宮島は京都造形大学副学長を務めていたことがある。
大谷幸夫設計の〈国立京都国際会館〉は1965年の竣工。鉄筋コンクリートの堂々たる造りだが矢羽根など、随所に和のモチーフも採用されている。
〈国立京都国際会館〉内の「NIWAカフェ」に隣接したエリア。剣持勇がデザインした愛らしい家具が出迎える。
〈ANOMALY〉と〈Blum & Poe〉のブース。中村一美やChim↑Pomの作品が展示されている。
〈タカ・イシイギャラリー〉とケルンの〈Galerie Gisela Capitain〉は横田大輔やマリオ・ガルシア・トレスの作品を見せる。
建築家の周防貴之が会場構成を手がけたメイン会場を上から見たところ。大小の建物がランダムに並ぶ街のような眺めだ。
上の写真のように複数のブースが見通せる場所もあれば、行き止まりのように見える場所もある。2つのブースが向かい合っているところではブース同士の距離をとり、互いに干渉しないようにした。
京都に関連したギャラリーやアーティストが集まる『Kyoto Meetings』と題したエリア。京都の〈Cohju Contemporary Art〉は大和美緒ら、関西を拠点とする作家を見せる。
『Beyond Kyoto』2018年から京丹後でのプロジェクトに関わるSIDE COREと、彼らと活動をともにする匿名アーティストグループ、エブリデイ・ホリデイ・スクアッドの展示。巨大なねずみがあてどなく座り込んでいる。
『Beyond Kyoto』金氏徹平×森千裕の作品。あえてブースの裏側にあたる壁に作品をかけて、ストリート的な雰囲気を見せる。
『Beyond Kyoto』現在、京都を拠点にしている田中功起の作品。コミュニティや個人の関係性に着目したプロジェクトを展示している。
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