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〈プラダ 青山店〉の展覧会と真鍋大度の動画を読み解く5つのキーワード。
| Art, Culture, Design, Fashion | PR | photo_Masanori Kaneshita text_Mari Matsubara
11月26日まで〈プラダ 青山店〉で開催中の展覧会「シュトゥルム&ドラング プレビューサービス」の世界をライゾマティクスが撮り下ろした30秒の動画が現在公開中です。ムービーが生まれた背景や制作アイデアの源を、真鍋との対話で解き明かします。
Casa BRUTUSでは今回、ライゾマティクス・真鍋大度とともに〈プラダ 青山店〉で開催中の展覧会のショートムービーを制作。そのきっかけとなったのは、以前、真鍋が映像作家のクリス・カニンガムが好きだと本誌に語っていたことだった。CGI(コンピュータ画像生成技術)の裏側に迫る今回の展覧会は、1984年に出版されたウィリアム・ギブスンのSF小説『ニュー・ロマンサー』がフックのひとつになっている。サイバーパンクの傑作小説として映画化の話が何度も浮上したが、いまだ映像化されていない作品であり、クリス・カニンガムはこの難解な小説の映画化にチャレンジした1人だった。
1 - Neuromancer
真鍋 もともとクリスの作品は大好きで、今自分が仕事をしているフィールドのパイオニア的存在です。以前、友人を介して彼の家を訪ねたこともあります。1997年にクリスが手がけたビョークのMV「All is full of love」は当時非常に話題になりましたね。
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