ART
【平手友梨奈・本誌未発表カット公開!】この秋も楽しめる越後妻有の新作。
September 2, 2021 | Art, Design, Travel | casabrutus.com | photo_Takeshi Shinto text_Housekeeper styling_So Matsukawa(TRON) hair & make-up_Mao(maxstar)
『今年の越後妻有』は2021年10月31日まで開催中。そこで、この秋も楽しめる新作を平手友梨奈さんの本誌未公開カットとともに紹介します。
〈Tunnel of Light〉
清津峡渓谷トンネルをマ・ヤンソン/MAD アーキテクツが巨大なアート施設に変貌させて2018年に公開された〈Tunnel of Light〉。全長750mのトンネルを潜水艦に見立て、外を望む潜望鏡として途中の見晴らし所と、終点のパノラマステーションで作品を展開する、越後妻有を代表する名所。2021年には第2見晴所の壁面と床面を黒と白のストライプのパターンで覆った《Flow》が新設。
〈越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)〉
越後妻有の2大拠点施設のひとつ〈越後妻有里山現代美術館[キナーレ]〉は原広司+アトリエ・ファイ建築研究所の設計により2012年にオープン。2021年は〈越後妻有里山現代美術館 MonET〉と改称して常設作品を入れ替え、リニューアルオープンを果たす。名和晃平、中谷ミチコ、目[mé]、森山大道、イリヤ&エミリア・カバコフなど錚々たる現代美術作家の新作が登場。
〈鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館〉
十日町市の鉢集落にある旧真田小学校を舞台にした絵本作家・田島征三による空間絵本美術館。『今年の越後妻有』では展覧会「少年からみた魚と、魚からみた少女」夏秋版を開催。7月に出版された『とわちゃんとシナイモツゴのトトくん』の原画や、次の『大地の芸術祭』で屋外のビオトープに設置される大型の鉄作品4点のうち、塗装前の2点を先行して公開する。
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