ART
石巻でアートと自然が溶け合う『リボーンアート・フェスティバル』へ。
August 20, 2021 | Art, Food, Travel | casabrutus.com | photo_Taichi Saito text_Naoko Aono
今回で3回目になる『リボーンアート・フェスティバル』。東日本大震災で大きな被害を受けた石巻エリアを中心に行われるアートと音楽、食の祭りだ。今回はコロナ禍で今年夏と来年春の2回に分けて開かれる。夏会期のみどころをご案内します!
宮城県石巻市から太平洋に突き出た牡鹿半島は名前の通り鹿がたくさんいるエリア。リアス式海岸特有の複雑に入り組んだ海岸線に波が砕ける。ここで2017年から開かれている『リボーンアート・フェスティバル』は石巻市街地や牡鹿半島にアートと音楽が展開するイベント。今回は会場に女川エリアも加わり、石巻市街地と牡鹿半島の桃浦・荻浜・小積・鮎川の6つのエリアで開催される。
●石巻市街地エリア
「リボーン」が開催される石巻は仙台から電車でおよそ1時間。石巻市街地エリアや女川町では商店街など、人の賑わいとアートが同居する。牡鹿半島に点在するエリアでは海や森など、この場所ならではの自然とアートとが対話している。インディペンデント・キュレーターの窪田研二が全体のキュレーションを担当した。石巻市街地エリアでは人々の記憶が残る建物などにアートが設置されている。
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