ART
直島に新しく、“アートな客室”が登場です。
May 16, 2016 | Art, Travel | casabrutus.com | text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
安藤忠雄設計の直島〈ベネッセハウス ビーチ〉の客室が“泊まれるアート”に! 夢をめぐるさまざまなイメージから生まれたインスタレーションです。
目の前に瀬戸内海が広がる〈ベネッセハウス ビーチ〉は全8室がスイートというラグジュアリーな宿泊棟。瀬戸内国際芸術祭が開かれる直島にある。そのうちの1室、2階のビーチスイートダブルが恒久的な“アートの部屋”になった。
作品をつくったのはカナダのアーティスト、ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー。彼らの作品には主に音を使って、空間の認識を変えてしまうようなものが多い。この客室のほかにも、2010年から豊島で、嵐がやってきてから去るまでを体感できる作品《ストーム・ハウス》を公開している。
作品をつくったのはカナダのアーティスト、ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー。彼らの作品には主に音を使って、空間の認識を変えてしまうようなものが多い。この客室のほかにも、2010年から豊島で、嵐がやってきてから去るまでを体感できる作品《ストーム・ハウス》を公開している。
2015年11月、彼らは直島にやってきて〈ベネッセハウス ビーチ〉で夜を過ごした。目が覚めると消えてしまう夢を記録するためにレコーダーを置き、島のあちこちで歌声や風、波の音を録音した。宿泊客はその中から彼らが再構成した音によるサウンド・インスタレーションを体験する。
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