「電柱・電線」の美を愛でる絵画を見に行きませんか?
| Art, Architecture, Design | casabrutus.com | text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
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小林清親《従箱根山中冨嶽眺望》(1880・明治13年)。日本を代表する自然景観の富士山に電柱を取り合わせる。両者をともに美しいとする感性だ。

樋畑翁輔《ペリー献上電信機実験当時の写生画》(1854・嘉永7年)。郵政博物館蔵。横浜で行われた電信機の実験を警備をしていた松代藩の藩士がスケッチしたもの。日本最古の電線・電信柱の絵だ。電柱はまず電信(信号を伝える)のために建てられ、明治20年ごろから送電のための電柱が建つようになった。

福田豊四郎《スンゲパタニに於ける軍通信隊の活躍》(1944・昭和19年)。戦争画では戦闘場面だけでなく、こういった兵站の場面もよく描かれた。
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