ART
アカデミー賞ノミネート作家も来日! 見逃せない才能が集結するアニメーションフェス。
January 21, 2016 | Art | casabrutus.com | text_Housekeeper
「アニメーション概念の拡張と逸脱」をテーマに、2014年にスタートしたアニメーション・フェスティバル『GEORAMA2016』が今年も開催される。いま最も注目を集める若手作家の来日も決まり、いままで以上の盛り上がりを見せることになりそうだ。
まず必見なのは、本年度の米アカデミー賞 短編アニメーション部門にノミネートが決まったアメリカの作家、ドン・ハーツフェルトの来日上映イベント。ハーツフェルトの作品は、子供のお絵描きのようなシンプルな線画で綴られるが、そのミニマルな表現を通して描かれるのは、人生の意味を考えさせられるようなメランコリックな物語。可愛らしい絵に油断していると、ユーモアの中に顔を出す圧倒的な闇や切なさに、心の奥を鷲掴みにされてしまうのだ。今回のイベントでは、作品を上映するだけでなく、自身の来歴を語る対談企画にも参加するというから、見逃せない。
その対談相手となるのは、こちらも一線で活躍するインディペンデント・アニメーション作家、デイヴィッド・オライリー。3Dアニメーションで描かれた、昔のゲームのような愛らしいいびつさのある世界観は、見れば見るほどクセになる魅力がある。オライリーは、スパイク・ジョーンズ監督の映画『her/世界でひとつの彼女』に登場するゲーム場面を手がけたことでも有名だ。未来的ゲームの中で動き回る、憎たらしくもキュートなエイリアンの子供を覚えている人も多いだろう。
その対談相手となるのは、こちらも一線で活躍するインディペンデント・アニメーション作家、デイヴィッド・オライリー。3Dアニメーションで描かれた、昔のゲームのような愛らしいいびつさのある世界観は、見れば見るほどクセになる魅力がある。オライリーは、スパイク・ジョーンズ監督の映画『her/世界でひとつの彼女』に登場するゲーム場面を手がけたことでも有名だ。未来的ゲームの中で動き回る、憎たらしくもキュートなエイリアンの子供を覚えている人も多いだろう。
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