日本の現代アートの歴史と現在がわかる『STARS展』。
『カーサ ブルータス』2020年9月号より
August 7, 2020 | Art | a wall newspaper | text_Jun Ishida photo_Kishin Shinoyama(portrait)、Mikiya Takimoto(installation)
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森美術館『STARS展』の記者会見に参加した作家(草間彌生は欠席)を篠山紀信が撮影。右から奈良美智、宮島達男、杉本博司、李禹煥、村上隆。5人の集合写真は史上初となる。 撮影(ポートレイト)_篠山紀信、(会場)_瀧本幹也。
村上 隆(Takashi Murakami) 展覧会のトップを飾るのは村上隆の空間。『STARS展』のために描き下ろした巨大絵画《チェリーブロッサム フジヤマ JAPAN》(2020年)が観客を出迎える。(c) 2020 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
村上 隆の名前を海外にも知らしめたフィギュア彫刻作品《ヒロポン》(左・1997年)と《右・マイ・ロンサム・カウボーイ》(1998年)。
李禹煥(Lee Ufan) 韓国に生まれ、1956年からは日本を拠点とする李禹煥。近年、世界的な再評価の高まる「もの派」を代表する作家は、ミニマルな展示空間を作り出した。手前は1969年に発表した伝説的作品《関係項》を再構成したもの。
李禹煥《関係項―不協和音》(2004/2020年)。壁に架けられた絵画2点は《対話》シリーズより(右・2019年、左・2020年)。
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