ART
超大作と新作ばかり、村上隆、国内14年ぶりの個展。
December 19, 2015 | Art | a wall newspaper | photo_Junpei Kato text_Rie Nishikawa
2001年以来、ついに日本で公開となった待望の個展。限界に挑戦するかのような新作たちにドキドキします。
おや、村上隆さん、何を撮っているんですか?
本展はオープニングから注目度が高かった。2000人を超えるプレス&一般ゲストが集まったのだ。前ページは村上隆が多くの報道陣を逆にiPhoneでパノラマ撮影していた様子である。主要な作品は海外で収蔵され、展覧会はロサンジェルス現代美術館を皮切りに巡回した回顧展やベルサイユ宮殿でのインスタレーションなど、世界で展開されてきたが、いよいよ日本で個展開催となったのである。
《五百羅漢図》は全長100Mもの超大作。震災後、カタールで発表された作品が里帰りしたほか、展示されている絵画や彫刻作品約40点はほぼ日本初公開。さらに新作が約30点もあり、村上隆の“最新形”を見ることができるのである。
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