パリの現代アートギャラリーが続々再開。ペロタンでも合同展がスタート!
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2020年5月23日から8月14日まで、2週間ごとに参加ギャラリーと展示作品が変わる。写真は第一回展の展示風景。提供=PERROTIN PARIS (c) Photo: Claire Dorn

エントランスに展示されたブレア・サーマン(1961年米国生まれ)の作品。ポップアートやミニマリズム、音楽、映画まで多岐にわたる影響から個人的なイコノグラフィーをつくりだす。 Blair THURMAN
, Kasino Klam, 2016, Acrylic on canvas on wood, 160 x 122,6 x 5,1 cm. Courtesy the artist and galerie frank elbaz.

イザベル・コルナロ(1974年フランス生まれ)は、欧州の文化を象徴するような「ファウンド・オブジェ」を単色の逆三角形の平面上に繰り返し集積する。 Isabelle CORNARO, Homonymes IV (white), 2015, Tainted Acrystal cast, 120 x 180 x 28 cm each. (Courtesy : Balice Hertling.)

イザベル・コルナロ(1974年フランス生まれ)は、欧州の文化を象徴するような「ファウンド・オブジェ」を単色の逆三角形の平面上に繰り返し集積する。 Isabelle CORNARO, Homonymes IV (grey), 2015, Tainted Acrystal cast, 120 x 180 x 28 cm each. (Courtesy : Balice Hertling.)

同展では最若手ギャラリー〈Anne-Sarah Bénichou〉からは、最年長のマリオン・バルーク(1929年、ルーマニア生まれ)が登場。女性アーティストとして大胆なパフォーマンスやインスタレーションを通じて社会的な提言をしてきたことに評価が高まっている。 Marion BARUCH, Invitation, 2019, Coton, 297 x 154 cm. Crédits photo: Noah Stolz. Courtesy : artiste et galerie Anne-Sarah Bénichou.

ステファン・リンク(1973年ドイツ生まれ)の彫刻には非人間の生き物による集合体がコミカルに表現されている。 Stefan RINCK, Agitator Owl, 2012, Sandstone, 52 × 32 × 38 cm, Courtesy Semiose, Paris

〈Crèvecœur〉と〈Antoine Levi〉はそれぞれ2009年、2013年にパリのベルヴィル地区にできたギャラリー(後者はまもなくアールエメチエ地区に移転予定)。同展にはアド・ミノリーティ(1981年アルゼンチン生まれ)、ピョートル・マコウスキー(1985年ポーランド生まれ)という気鋭画家の新作を展示。 Ad MINOLITI, Nave, 2020, Print on canvas (Triptych), 176 × 292 cm. (c) Ad Minoliti. Courtesy of the artist and Crèvecœur, Paris.

〈Crèvecœur〉と〈Antoine Levi〉はそれぞれ2009年、2013年にパリのベルヴィル地区にできたギャラリー(後者はまもなくアールエメチエ地区に移転予定)。同展にはアド・ミノリーティ(1981年アルゼンチン生まれ)、ピョートル・マコウスキー(1985年ポーランド生まれ)という気鋭画家の新作を展示。Piotr MAKOWSKI, Kompozycja S 23, 2020, Inks on canvas, 200 × 200 cm. Courtesy Antoine Levi, Paris.