ART
テーマは「エコロジー」。国内では10年ぶり、オラファー・エリアソンの大規模展。
March 8, 2020 | Art | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa
日本では10年ぶりとなるエリアソンの大規模展が、3月17日から〈東京都現代美術館〉にてスタート。最初期の代表作も展示される。
1967年生まれのオラファー・エリアソンは、1990年代初めから、写真、彫刻、ドローイング、インスタレーション、デザイン、建築など、さまざまな表現活動を行ってきた。
その名を世界に知らしめたのは、ロンドン〈テートモダン〉のタービンホールに巨大な太陽と霧を創出した《ウェザー・プロジェクト》(2003年)だ。その後も、ニューヨークのイースト川に人工の滝を出現させた《パブリックアート・プロジェクト》(2008年)など、大規模なインスタレーションで高い評価を得ている。また近年は、電力にアクセスできない地域の人びとに届けられる携帯式のソーラーライト《リトルサン》(エンジニアのフレデリック・オッテセンと共同開発)など、社会的課題をめぐる取り組みにも力を注いでいる。
その名を世界に知らしめたのは、ロンドン〈テートモダン〉のタービンホールに巨大な太陽と霧を創出した《ウェザー・プロジェクト》(2003年)だ。その後も、ニューヨークのイースト川に人工の滝を出現させた《パブリックアート・プロジェクト》(2008年)など、大規模なインスタレーションで高い評価を得ている。また近年は、電力にアクセスできない地域の人びとに届けられる携帯式のソーラーライト《リトルサン》(エンジニアのフレデリック・オッテセンと共同開発)など、社会的課題をめぐる取り組みにも力を注いでいる。
〈東京都現代美術館〉で開催される『オラファー・エリアソン ときに川は橋となる』は、日本では10年ぶりとなる大規模な個展となる。
「エコロジー」をテーマに掲げ、環境や社会に対するアートの多面的な可能性を探求し続けるエリアソンの試みを紹介。植物を用いたインスタレーション、光と幾何学に対する長年の関心が反映された彫刻、写真のシリーズ、ドローイングと水彩画、公共空間への介入をめぐる作品などを展示する。暗闇の中に虹が現れる、最初期の代表作《ビューティー》(1993 年)も紹介。20年以上にわたりアイスランドの自然を撮影し続けてきた《溶ける氷河のシリーズ1999/2019》(2019年)は氷河の大きな変化が目で見えるかたちで展示を行う。
「エコロジー」をテーマに掲げ、環境や社会に対するアートの多面的な可能性を探求し続けるエリアソンの試みを紹介。植物を用いたインスタレーション、光と幾何学に対する長年の関心が反映された彫刻、写真のシリーズ、ドローイングと水彩画、公共空間への介入をめぐる作品などを展示する。暗闇の中に虹が現れる、最初期の代表作《ビューティー》(1993 年)も紹介。20年以上にわたりアイスランドの自然を撮影し続けてきた《溶ける氷河のシリーズ1999/2019》(2019年)は氷河の大きな変化が目で見えるかたちで展示を行う。
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