ART
染色家・柚木沙弥郎とパリの伝説的工房のコラボ。
January 23, 2020 | Art, Design | casabrutus.com | text_Housekeeper
染色家・柚木沙弥郎と、パリの歴史ある印刷工房〈Idem Paris〉とのコラボレーションによる、新作リトグラフ展『Swing Slow, Sweet Sammy!』が2月1日よりイデーで開催。
「民藝運動の父」と呼ばれ最も著名な思想家のひとり、柳宗悦に影響を受け、染色工芸家の芹沢銈介に師事。以後、日本を代表する染色家として50年以上に渡り制作を続け、今年97歳を迎える柚木沙弥郎は現在も第一線で活動している。
柚木は本展のため新たに原画を描きおろすとともに、 パリの印刷工房〈Idem Paris(イデム・パリ)〉で制作を行った。
〈Idem Paris〉とは、その前身〈ムルロー工房〉から100年以上の歴史を持つ伝説的リトグラフ工房だ。壁には名作の数々が無造作に貼られ、当時のまま鋳鉄の印刷機が動き続けている。ピカソ、マティス、シャガール、ブラック、ミロなどの巨匠から近年の作家まで、1世紀に渡るパリの伝統が引き継がれており、すべての面において夢のような環境から現代のリトグラフが生み出されている。
柚木は本展のため新たに原画を描きおろすとともに、 パリの印刷工房〈Idem Paris(イデム・パリ)〉で制作を行った。
〈Idem Paris〉とは、その前身〈ムルロー工房〉から100年以上の歴史を持つ伝説的リトグラフ工房だ。壁には名作の数々が無造作に貼られ、当時のまま鋳鉄の印刷機が動き続けている。ピカソ、マティス、シャガール、ブラック、ミロなどの巨匠から近年の作家まで、1世紀に渡るパリの伝統が引き継がれており、すべての面において夢のような環境から現代のリトグラフが生み出されている。
展示では描きおろしの図案による大小12作品が発表予定。
柚木によれば、今回の作品は「ただの壁紙のようなものでなく、 その中に精神性があり、 主張があるものにしたい。それでいて日常的なもの。加えて職人との交流を意識して描きました。」との思いが込められている。
瑞々しい感性で創り上げる彼のクリエイションと〈Idem Paris〉の職人の技から生まれた唯一無二のリトグラフ作品、ぜひ一度は目にしてみたいものだ。
柚木によれば、今回の作品は「ただの壁紙のようなものでなく、 その中に精神性があり、 主張があるものにしたい。それでいて日常的なもの。加えて職人との交流を意識して描きました。」との思いが込められている。
瑞々しい感性で創り上げる彼のクリエイションと〈Idem Paris〉の職人の技から生まれた唯一無二のリトグラフ作品、ぜひ一度は目にしてみたいものだ。
『SAMIRO YUNOKI "Swing Slow, Sweet Sammy!" 柚木沙弥郎 新作リトグラフ展』
2020年2月1日~3月2日。
発売記念トークイベントも開催予定。
〈イデーショップ 自由が丘店〉
東京都目黒区自由が丘2-16-29 TEL 03 5701 7555。11時30分〜20時(土・日・祝11時〜20時)。無休。
〈イデーショップ梅田店〉
大阪府大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪 南館5F TEL 06 6359 2225。10時〜21時。無休。