身近な存在「窓」を媒介に建築とアートの歴史を辿る。
『カーサ ブルータス』2019年12月号より
November 20, 2019 | Art | a wall newspaper | text_Aya Hasegawa
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Henri Matisse アンリ・マティス《待つ》(1921-22)。油彩、キャンバス。愛知県美術館蔵。定期的に南仏ニースとパリを行き来していたマティスが、ニースのアパルトマンで描いた作品だ。
Wolfgang Tillmans ヴォルフガング・ティルマンス《treefilling window》(2002)。タイプCプリント。ワコウ・ワークス・オブ・アート蔵。ドイツ出身の写真家。ターナー賞も受賞している。
Takashi Homma ホンマタカシ《Camera obscura―thirty six views of mount fuji Waseda,2019》(2019)。個人蔵。写真家、ホンマタカシが早稲田からピンホールカメラで撮影した富士山。
Peter Eisenman ピーター・アイゼンマンによる窓のドローイング。《住宅第4号》(コネチカット州フォールズ・ビレッジ)アクソノメトリック図(1970-71頃)。インク・紙。カナダ建築センター蔵。©CCA Peter Eisenman fonds Collection Centre Canadien d’Architecture/Canadian Centre for Architecture, Montréal
Nam June Paik& John Godfrey ナム・ジュン・パイクとジョン・ゴドフリー《グローバル・グルーヴ》(1973)。東京国立近代美術館蔵。ビデオアートもスクリーンを通して別世界に導く窓と捉える。©Electronic Arts Intermix (EAI), New York
Gerhard Richter ゲルハルト・リヒター《8枚のガラス》(2012)。ガラス、スチール構造物。ワコウ・ワークス・オブ・アート蔵。8枚の大型ガラスが姿を映し出す、巨匠リヒターの大型作品。©Gerhard Richter, courtesy of WAKO WORKS OF ART Photo: Tomoki Imai