ARCHITECTURE
藤本壮介展 未来の未来 | TOKYO
| Architecture | a wall newspaper | text_Naoko Aono
2000年に現〈青森県立美術館〉コンペで393もの案から2位に入賞して注目を集めた藤本壮介。それから15年、その間〈House N〉などの住宅や〈武蔵野美術大学美術館・図書館〉のほか、〈サーペンタイン・ギャラリー・パビリオン2013〉、〈L’Arbre Blanc〉(フランス)、〈ハンガリー音楽ハウス〉(共に進行中)など海外でもプロジェクトを手がけている。
個展のタイトル「未来の未来」には”未来の種としての建築”の意味が込められている。敷地やクライアント、地域社会の条件に合わせてつくられた建築が、身体と空間の新しい関係やコミュニティーを生み出す小さな種になるのだ。
会場では過去の代表作や現在進行中のプロジェクトのほか、藤本自身の試行錯誤の様子も展示される。身体と空間、内部と外部、自然と人工、個と共同体の関係といった原初的な問いに対する彼の思考の過程だ。建築によってまかれた種がどのように育っていくのか、その先が気になる展覧会だ。
会場では過去の代表作や現在進行中のプロジェクトのほか、藤本自身の試行錯誤の様子も展示される。身体と空間、内部と外部、自然と人工、個と共同体の関係といった原初的な問いに対する彼の思考の過程だ。建築によってまかれた種がどのように育っていくのか、その先が気になる展覧会だ。
〈TOTOギャラリー・間〉
東京都港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F TEL 03 3402 1010。4月17日〜6月13日。11時〜18時。月曜・祝日休。入場無料。公式サイト