素材から隈研吾の建築をひもとく個展がスタート!
| Architecture, Design | casabrutus.com | photo_Sohei Oya (Nacása & Partners) text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
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モバイル茶室《浮庵》(フアン)。ヘリウムガス入りの風船に世界最軽量と言われるスーパーオーガンザという布をかける。土台と風船を透明なワイヤーでつなぎ風船を安定させている。畳むとコンパクトに持ち運びできる。






















「竹」のコーナー。中央のうねる波のようなオブジェは《ナンチャンナンチャン》。今回は踏むことができないが、床を踏むと竹の先端が波のようにしなる。

《Great (Bamboo) Wall》(2002年)。万里の長城近くに作ったホテル。photo_Satoshi Asakawa

《香柱》。竹ひごが畳の匂いに浸し、部屋中をその香りで満たす。竹ひごが密集しているところは香りが高く、まばらなところだと香りが薄くなる。素材の密度で香りの濃さが変わる空間。

「木」の展示室。中央の《Coeda House》など、小さめの部材を大量に組み合わせることで多彩な形態を生み出していることがわかる。

隈が共同設計に携わる〈新国立競技場〉模型。観客はたくさんの木に囲まれて観戦することになる。
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