ARCHITECTURE
【彬子女王のモダン建築めぐり】皇宮警察本部庁舎(旧枢密院)
『カーサ ブルータス』2025年12月号より
| Architecture | 彬子女王のモダン建築めぐり | photo_Kenshu Shintsubo text_Princess Akiko of Mikasa
英国・オックスフォード大学大学院で博士号を取得され、美術やデザインへの造詣が深い彬子女王殿下が、明治、大正、昭和初期に建てられたモダン建築をめぐる新連載。その頃は西洋建築が輸入された時代であり、和風と洋風が折衷した独特な様式が魅力で、皇室ゆかりの施設も多く建てられています。そんなモダン建築について、彬子女王殿下ならではの視点で綴っていきます。
第4回は〈皇宮警察本部庁舎(旧枢密院)〉。皇居内の皇宮警察本部は、国家の行方を見守ったかつての枢密院。羅針盤を模したモザイク床、ドリス式の円柱、象嵌の扉……。大正の美意識と近代化の胎動が交差する建物を、訪れました。
Loading...
Loading...


























