平田晃久が市民と一緒につくった、居心地のいい〈太田市美術館・図書館〉。
May 24, 2017 | Architecture, Art, Culture | casabrutus.com | photo_Satoshi Nagare text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
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東武伊勢崎線太田駅のすぐ前、白い丘が重なっているような外観。
絵本・児童書コーナー。小さい子ども向けの家具がかわいい。
屋上デッキの椅子で本を読むのも気持ちがいい。テーブルにもなる四角いキューブは夜になると光る。
1階イベントスペースは大きな窓から外が見える開放的な空間。
1階ブラウジングコーナー。雑誌のバックナンバーなどが並ぶ。
座って本が読める大階段は、平田が言う「生態学的ニッチ」の一つ。館内にはこんな多彩な居場所がたくさんある。
〈太田市美術館・図書館〉ができるまでの過程を撮った写真をプリントし、クッションにして積み上げた。クッションは館内の椅子や座れる大階段などにも置かれている。
エーアイラボオオタが作ったベンチ。座面は自動車のシートを張る技術を応用した。
『未来への狼火』展より。右は淺井裕介が現地制作した泥のペインティング。左は藤原泰佑が太田の風景を描いた絵画。
『未来への狼火』展より。清水房之丞の詩「霜害警報」が壁に書かれている。田園詩人と称された彼は、郷土で生きる人たちの営みをすくいあげるような詩を書いた。
口金をわざわざ新しくデザインしたソフトクリームは完璧な渦巻き。もちろん味も完璧。
地産地消を目指し、カフェではできるだけ地元の食材を使ったものを提供している。
3階のレファレンスルーム。エーアイラボオオタによる雲のような照明が浮かぶ。
3階のレファレンスルームにある「針生一郎文庫」。美術評論家の針生一郎が遺した蔵書が並ぶ。
グラフィックデザインはドラフト出身の平野篤史が担当。館内のサインなどに使用する書体はすべてオリジナルで制作した。
絵本・児童書コーナー。小さい子ども向けの家具がかわいい。
屋上デッキの椅子で本を読むのも気持ちがいい。テーブルにもなる四角いキューブは夜になると光る。
屋上には保水性の高い軽量土壌を使った。現在、草木の養生中。
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