ARCHITECTURE
建築家・吉田五十八が編み出した建築様式「新興数寄屋」で“省略しなかったもの”とは?【今日のカーサ検定】
| Architecture, Design | 今日のカーサ検定 | casabrutus.com『【和風モダン検定】数寄屋建築の基礎知識と近代化を知る。』より | text_Mari Matsubara
カーサ ブルータスの人気企画「検定」シリーズから、建築やデザインにまつわるクイズを日替わりで出題します! 今日は【和風モダン検定】から一問。
● 【和風モダン検定】数寄屋建築の基礎知識と近代化を知る。
【問題】
モダニズムの流れを汲んだ新しいスタイルの数寄屋「新興数寄屋」を編み出した吉田五十八は、従来の日本家屋にあった煩雑な線を次々と省略し、すっきりとした空間を目指しました。省略しなかったのは次のうちのどれ?
(A)長押(なげし)
(B)吊り束(つりづか)
(C)襖(ふすま)
↓
↓
↓
正解は……
「(C)襖(ふすま)」
です。
襖の上部にある鴨居のさらに上にある「長押」、鴨居や長押がたわまないよう梁から吊り上げる「吊り束」を省略し、代わりに鋼材など新建材を見えない部分に使って強度を補いました。襖は従来と変わらず採用していました。
モダニズムの流れを汲んだ新しいスタイルの数寄屋「新興数寄屋」を編み出した吉田五十八は、従来の日本家屋にあった煩雑な線を次々と省略し、すっきりとした空間を目指しました。省略しなかったのは次のうちのどれ?
(A)長押(なげし)
(B)吊り束(つりづか)
(C)襖(ふすま)
↓
↓
↓
正解は……
「(C)襖(ふすま)」
です。
襖の上部にある鴨居のさらに上にある「長押」、鴨居や長押がたわまないよう梁から吊り上げる「吊り束」を省略し、代わりに鋼材など新建材を見えない部分に使って強度を補いました。襖は従来と変わらず採用していました。
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