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ARCHITECTURE

名作住宅が勢揃い。国立新美術館で『リビング・モダニティ』展が開催中です!

『カーサ ブルータス』2025年4月号より

| Architecture, Design | text_Yoshinao Yamada

建築史に燦然と輝く名作住宅。そこから建築家たちの挑戦と実験を紐解き、キーワード7つで知る展覧会『リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s』が東京・六本木の〈国立新美術館〉で開催中です。

1階展示室には「島」に見立てたテーブルを設置。それを一周することで住宅の特徴や建築家の意図を理解できる。 「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」国立新美術館 2025年 展示風景 撮影:福永一夫
1階展示室には「島」に見立てたテーブルを設置。それを一周することで住宅の特徴や建築家の意図を理解できる。 「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」国立新美術館 2025年 展示風景 撮影:福永一夫
決められた順路はなく、鑑賞者はそれぞれの「島」を自由に巡る。 「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」国立新美術館 2025年 展示風景 撮影:福永一夫
決められた順路はなく、鑑賞者はそれぞれの「島」を自由に巡る。 「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」国立新美術館 2025年 展示風景 撮影:福永一夫
1階展示室には「島」に見立てたテーブルを設置。それを一周することで住宅の特徴や建築家の意図を理解できる。 「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」国立新美術館 2025年 展示風景 撮影:福永一夫
決められた順路はなく、鑑賞者はそれぞれの「島」を自由に巡る。 「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」国立新美術館 2025年 展示風景 撮影:福永一夫
20世紀はそれまでになかった様々な住宅が生まれた時代だ。建材や構法から、そこで営まれる暮らしや家族のあり方まで。あまたの建築家が生み出した住宅の数々は、それらの実験場であったとも言える。

『リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s』展でゲスト・キュレーターを務めるケン・タダシ・オオシマは「そこで営まれた生活が一般の人々の豊かさにも大きな影響を与えた住まいを紹介します。生活こそが本展の大きなテーマ」と語る。本展では14の住宅を紹介するが、フランク・ゲーリーが唯一存命の建築家だ。

「彼の自邸は住宅の基本を考え直すのに非常に重要な存在。ローコストで実現した住まいのあり方は現代にも大きなヒントを与えてくれるはずです」
2階展示室にはミース・ファン・デル・ローエの未完のプロジェクト「ロー・ハウス」を実現。 「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」国立新美術館 2025年 展示風景 撮影:福永一夫
2階展示室にはミース・ファン・デル・ローエの未完のプロジェクト「ロー・ハウス」を実現。 「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」国立新美術館 2025年 展示風景 撮影:福永一夫
原寸大での展示は世界初となる。 「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」国立新美術館 2025年 展示風景 撮影:福永一夫
原寸大での展示は世界初となる。 「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」国立新美術館 2025年 展示風景 撮影:福永一夫
2階展示室にはミース・ファン・デル・ローエの未完のプロジェクト「ロー・ハウス」を実現。 「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」国立新美術館 2025年 展示風景 撮影:福永一夫
原寸大での展示は世界初となる。 「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」国立新美術館 2025年 展示風景 撮影:福永一夫
見学不可の住宅も紹介するが一部に本物の建材を展示。原寸大の空間実現に挑むなどリアリティを感じてほしいとも。モダニズム住宅を巡る冒険をぜひ会場で楽しんでほしい。
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