ARCHITECTURE
日本初公開! イタリアを代表するデザイナー、ミケーレ・デ・ルッキが作る「6軒の家」を六本木で見る。
August 18, 2024 | Architecture, Design | casabrutus.com | text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
イタリアを代表するデザイナー、ミケーレ・デ・ルッキが東京・六本木の〈21_21 DESIGN SIGHT〉ギャラリー3で6軒の「家」を発表します。「間(あわい)」というコンセプトを具現化したプロジェクトです。
『六本木六軒:ミケーレ・デ・ルッキの6つの家』は彼が取り組んでいる「ロッジア」シリーズの作品を見せるもの。いずれも日本初公開となる。
会場には「ロッジア」と名付けられた6軒の家(セイ・カーゼ)が並ぶ。開催地の六本木は、かつてここに6軒の武家屋敷が存在したことからその名がついたという説がある。デ・ルッキはそこに今回の6作品との偶然の一致を見出し、本展を名付けた。
会場には「ロッジア」と名付けられた6軒の家(セイ・カーゼ)が並ぶ。開催地の六本木は、かつてここに6軒の武家屋敷が存在したことからその名がついたという説がある。デ・ルッキはそこに今回の6作品との偶然の一致を見出し、本展を名付けた。
今回の個展に並ぶのは木製とブロンズ製、それぞれ3軒ずつになる。木は日本では馴染みの深い素材だが、デ・ルッキは「木もブロンズもともに、人類が文明を形成し、人間性を成長させてきたもっとも古くて高貴な素材だ」という。これらの素材は人類学的な意味合いからセレクトされたものなのだ。
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