ARCHITECTURE
建築資材を一時利用した“石庭”が、京都・東山〈ロームシアター京都〉の中庭に期間限定で出現。
October 2, 2022 | Architecture, Art | casabrutus.com | photo_Yasushi Ichikawa text_Katsura Hiratsuka editor_Keiko Kusano
石を積み上げた屋外広場〈石ころの庭〉が岩瀬諒子の設計で〈ロームシアター京都〉の中庭〈ローム・スクエア〉に誕生。10月23日までの期間限定で広場やステージとして使われた後、解体・リサイクルされるという、プレイフルでサステナブルな現代の石庭だ。
〈ロームシアター京都〉や〈京都市京セラ美術館〉の再整備を機に、人々が集い、憩う場として屋外空間も充実中の京都・岡崎エリア。そこに2022年秋、石を積み上げた6つの “石組” からなる〈石ころの庭〉が登場した。
場所は〈ロームシアター京都〉の中庭〈ローム・スクエア〉。2019年からつづく野外ステージ企画「OKAZAKI PARK STAGE 2022 + ステージ インキュベーション キョウト」のためにつくられたもので通常時は憩いの場、イベント時にはステージや客席としても使われる。
見どころは “石庭” を思わせるランドスケープ。石組の鋭利な直線が背後の緑を引き立て、東山を借景として浮かび上がらせる。「東山をのぞむ場所のポテンシャルに惹かれ、東山の遠景、岡崎公園の緑という近景、そして石庭が連なる借景庭園に見立てた配置を検討しました」と設計した岩瀬諒子は言う。
見どころは “石庭” を思わせるランドスケープ。石組の鋭利な直線が背後の緑を引き立て、東山を借景として浮かび上がらせる。「東山をのぞむ場所のポテンシャルに惹かれ、東山の遠景、岡崎公園の緑という近景、そして石庭が連なる借景庭園に見立てた配置を検討しました」と設計した岩瀬諒子は言う。
Loading...
Loading...