ARCHITECTURE
建築家が手がけた、空間ごと味わうカフェ。|トラフ建築設計事務所〈アライズコーヒー パッタナー〉
『カーサ ブルータス』2022年4月号より
August 6, 2022 | Architecture, Design, Food | photo_Kenya Abe text_Hikari Torisawa illustration_Yoshifumi Takeda
洗練された意匠やくつろぎを生むインテリア、美しい眺望……。コーヒーや食事だけでなく、空間ごと堪能できる建築家が手がけたカフェで、いつもと違う非日常のひとときを。
人の流れも心地よいシームレスな場所。
築58年の倉庫を改修した〈TOKYOBIKE TOKYO〉1階の入口横に立つコーヒースタンド。「コンパクトな作りですが、2階へ続く大階段でゆったりコーヒーを飲むこともできます。コーヒー、自転車、植物を扱うテナントがひとつところに共生する、様々な目的を持つ人を受け入れる大らかな空間を構想しました。
築58年の倉庫を改修した〈TOKYOBIKE TOKYO〉1階の入口横に立つコーヒースタンド。「コンパクトな作りですが、2階へ続く大階段でゆったりコーヒーを飲むこともできます。コーヒー、自転車、植物を扱うテナントがひとつところに共生する、様々な目的を持つ人を受け入れる大らかな空間を構想しました。
カウンターには艶と耐久性があり、物販用のカラフルな雑貨も映えるダークグレーの型枠用コンパネを使用。背後の壁もあわせてダークグレーに塗装してネオンサインを際立たせました」
トラフ建築設計事務所
2004年、鈴野浩一と禿真哉により設立されたユニット。建築設計にとどまらず、展覧会の会場構成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作など建築的思考をベースに活動。代表作に〈港北の住宅〉〈空気の器〉〈TOKYOBIKE TOKYO〉など。
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