ARCHITECTURE
重松象平が手がけた、角がピクセル状に削り取られたオフィスビル。
『カーサ ブルータス』2022年4月号より
March 15, 2022 | Architecture | window on the world | photo_Tomoyuki Kusunose text_Housekeeper
〈OMA NY〉を率いる建築家・重松象平が手がけた〈天神ビジネスセンター〉が完成。
対角線の角が3次元的なピクセル状になった外観。
切り崩した角の内側は6階分の高さを持つアトリウム。低層階のコンコースに自然光を取り込んでいる。
インテリアデザインはグエナエル・ニコラが手がけた。
ピクセル構造のガラスが幾重にも重なったユニークな外観が特徴だ。大通りの交差点に面した部分の角を大胆に削り取り、自然光を取り込んだ開放的な空間に。オフィスビルと都市空間の境界を和らげている。今春には商業施設やレストランフロアも開業予定。天神の新たなランドマークが誕生した。
対角線の角が3次元的なピクセル状になった外観。
