幻の「髙島屋」に見る坂倉準三の人間性ある建築。
December 17, 2021 | Architecture, Culture | casabrutus.com | text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
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〈髙島屋和歌山支店〉(1948年)。車が走る目抜き通りに面した2階にカフェがあり、バルコニーから街を眺めることができた。
『建築家・坂倉準三と髙島屋の戦後復興』展会場風景。手前の模型はこの展覧会のために作られた〈髙島屋和歌山支店〉模型。展覧会監修の松隈洋がリモートで学生とやりとりしながら制作したコンピュータグラフィックスによる再現も展示されており、現存しない建物を訪れたような気分になれる。
〈髙島屋和歌山支店〉内部のスロープ(1948年)。小さな街の中を散策するような気分が味わえたに違いない。
〈髙島屋和歌山支店〉断面図(1/50)。スキップフロアをスロープでつなぐ構成がよくわかる。文化庁国立近現代建築資料館所蔵。
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