日本建築の巨人、丹下健三の足跡を追う展覧会。
July 24, 2021 | Architecture | casabrutus.com | text_Naoko Aono editor_Keiko Kusano
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〈国立代々木競技場〉。うねる大屋根は二重の吊り屋根という構造の冒険の結果だ。国立代々木競技場|1964年頃|撮影:石元泰博|高知県立美術館©高知県、石元泰博フォトセンター
〈広島子供の家〉(模型)。上が広がったコンクリートの円筒が、周囲に枝を伸ばす大木のように子どもたちを守る。1953年竣工、現存せず。制作:金沢工業大学環境・建築学部 西村督研究室、竹内申一研究室|撮影:竹内申一|香川県立ミュージアム蔵
〈芸術の館〉(外観透視図)。1938年に提出された丹下の卒業設計。日比谷公園の芸術複合施設という計画だった。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻所蔵。
〈広島計画1946-1953〉。広島平和記念公園コンペに1等当選した翌年の1950年にまとめられたもの。『Peace City Hiroshima』所収。
〈広島平和記念カトリック聖堂設計競技案〉(透視図)。1948年に行われたコンペで2等となったが実現せず、結果的に村野藤吾設計の聖堂が建てられた。『平和記念 廣島カトリック聖堂建築競 技設計図集』1949年所収。
〈成城の自邸〉増改築案。1階がピロティ、2階に和室の居室がある自邸の、実現しなかった幻のプラン。1964年頃、個人蔵。
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